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"2022年８月２日　西部小夏季プログラム学習体験講座"について

本年度の市内西部小学校地域学校協働本部主催の「わくわくクラブ」で夏季プログラム学習講座を開催した。小学校の夏休み中に「わくわくクラブ」と当NPO法人が協力の元、毎年プログラム学習講座を開催している。受講者は小学４年から６年生まで２４名が参加した。今年は女子生徒の参加が多かった。最近は小学生の中からこうしたプログラム学習に興味を持つ女子生徒が増えてきたことは頼もしい限りだ。　今回は学校の理科教材として用意されているMESHブロックを使った工作とプログラム作成を組み合わせた①お絵描きロボット　②自立式２輪車を１チーム３名程度で８チームが課題に挑戦した。

MESHブロックの使い方説明
２輪車用の車輪製作中
完成した「お絵描きロボット」を動かす
チームで協力して作業を進める

ここをクリックすると動画を見る事ができます！

MESHブロックの使い方を説明する講師

　学校の理科の教材として管理されているMESHブロックを、夏季プログラム学習講座に使用して生徒たちにプログラム学習体験をしてもらった。学校の授業の中ではChrombookノート PCは普段から使われているが、MESHブロックの教材活用は余り進んでいないと思われるので、今回は夏季プログラム学習用に利用する事とした。最初は夏季プログラム学習講座で、講師の方からMESHブロックの使い方を説明して、簡単なプログラムを作成してもらった。ある程度MESHブロックの使い方を理解した後で、今回のテーーマである「お絵描きロボット」のプログラムを作成し、次にペットボトルと4色のカラーペンを４本ペットボトルに取付を済ませ、ペットボトルのキャップ部分には模型用モーターを取付てから洗濯ハサミの様なものをモーターの軸に取り付ける。これによってモーターの回転が少し横ぶれするので、ペットボトルはすこしづつ位置を変えていくので、ペットボトルの下部に取り付けたカラーペンが軌跡を描いていく。またプログラムにより一定の間隔でモターがオン-オフをする。次に「自立式２輪車」の作成であるが、各チームに配布されたダンボール用紙をコンパスを使って車輪を描き、それをハサミで切り抜き２枚作成する。そして車軸の中心にはギヤードモーターを取付、GPIOブロックを取付、モーターの両軸にストローを短く切って軸に差して固定する。ストローの反対側は車輪の中心部に固定する。この作業によって２輪車は一定間隔でギヤードモーターが回転して前方に進む。しかし、車輪とモーターから出ているストローの軸が上手く車輪に固定が出来ずに、上手く車輪が回らない事態となっているチームもあった。しかし中には機転を利かせて２枚の車輪の間を何本かのテープで固定して、車輪が並行になる様に工夫して２輪車を上手く動かしていた。今回の夏季講座では初めてチーム構成でプログラム学習講座を開催したが、各チーム毎に皆で協力しながら課題のロボット製作に励んでいた。

レポート：S.K