昨年12月9日~10日 近郊の秩父温泉に行ってきた。久しぶりに家族でドライブ、鎌ケ谷から松戸の外環道経由で関越道に入り、花園インターで降りて荒川沿いに国道140号線で秩父に向かう。
秩父神社
秩父鉄道の秩父駅と御花畑駅の中間あたりで国道140号と県道299号が交わる交差点を右に折れて秩父鉄道の踏切を渡った番場町に秩父でも有名な手打ちそばの武蔵屋がある。昼食はこの武蔵屋さんでお蕎麦をいただいた。その後、秩父神社に参拝し息子がおみくじを引いたが、このおみくじは水に浸けないと文字が見えないもの。その後、番場通りの反対側にある秩父まつり会館に行った。 中では秩父の周辺の地域の年間の行事をビジュアル化した映像を楽しむことが出来た。館内には12月に行われる秩父の夜祭山車が2台展示されており、ここでも映像投影(プロジェクションマッピング)によって秩父の夜祭の様子が館内に映し出され、迫力ある映像体験が出来た。
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秩父神社境内
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秩父神社本殿
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おみくじを浸す池
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花飾りの山車
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山車の屋根
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秩父の夜祭の山車
この後に、秩父市内で江戸中期 宝暦三年創業の歴史のある武甲正宗の醸造元である柳田総本店に立ち寄った。 もう20年以上前になるか、西武線で秩父に来た時に訪れた秩父駅前に行ってみた。昔の記憶ではここが秩父の最終駅で確か平屋の駅だったと記憶しているが、現在では高層ビルに建て替わり秩父地域地場産業振興センターとなっている。 この地場産業振興センター内でお土産物を探していたら、秩父で地場でウイスキーを醸造している秩父蒸留所があると聞いていた。数々の受賞歴のあるモルトウイスキーを製造販売しているが、生産量が少ない為どこでも買えるわけではない。たまたま、秩父地域地場産業振興センターや道の駅ちちぶでウイスキーが販売されているのを見かけた。
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酒造元の柳田総本店
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武甲酒造の正面
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秩父市の観光地を示す標識
そして、その日の温泉宿は和銅高専旅館 ゆの宿 和どうである。 埼玉県秩父市黒谷813 0494-23-3611 ホームページ:https://www.wadoh.co.jp 旅館の説明によれば、秩父七湯のうちで最も古い歴史を持つ和銅鉱泉の“薬師の湯”が館内にある。 和銅鉱泉は武田信玄公が和銅金山を開始した当時より開業したと称する古き歴史を有している。昔この鉱泉を近郷の人々が目薬や切傷に使用し特効したと伝えられており、当和銅鉱泉が“薬師の湯”と呼ばれるようになった。 旅の楽しみは温泉と共に、旅館で出される夕食であるが、我々の様な高齢者にとって量よりも質で、少量づつ旬の新鮮なお料理を色々楽しめるのがうれしい。
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和どう旅館
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宿の食事
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薬師の湯
翌日は、この旅館の近くにある聖神社にお参りした。武蔵野国秩父郡から「和銅」が献上され、西暦708年に和同開珎の通貨が発行された。 この神社では金運を招くご利益があるといわれる和同開珎の形をしたお札に願い事を書いて奉納する。
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聖神社
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お金にご利益のある神社
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聖神社
その後には、ロケット発祥の地である吉田地区に向かった。毎年10月に打ち上げやぐらからロケットを空高く打ち上げる龍勢祭りがおこなわれる吉田にある、道の駅龍勢会館から近くにある秩父うさぎだ食堂で牛肉の入ったパスタを食べた。 この辺りはフルーツ街道と言われ、季節によって「いちご」「ブルーベリー」「ぶどう」などの果物を観光農園で収穫できる。地酒も地元の醸造所があって、日本酒の「秩父小次郎」やワインでは「秩父ルージュ(赤ワイン)、秩父ブラン(白ワイン)も販売されている。 このうさぎ食堂では近くにある兔田ワイナリーで醸造された各種のワインも販売されている。おみやげにワインを購入するため店員さんから各種のワインをテイスティングさせてもらった。結局その中でも秩父ブラン白が自宅に帰って飲んでみて甘くて飲み心地も良くお薦めだ。 帰路はこの辺りの観光名所を少し巡り、299号線から皆野寄居バイパス経由で関越道の花園ICに入り帰路に就いた。
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兔田食堂
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兔田ワインも販売
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ジェラード&パフェ
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牛肉入りパスタ
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秩父発酵ツーリズムの地図
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周辺マップ
投稿:M・太郎