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２０２３年８月２日　西部小学校の夏季プログラム学習体験講座"について

本年度の市内西部小学校地域学校協働本部主催の「わくわくスクール」で夏季プログラム学習講座を開催した。小学校の夏休み中に「わくわくスクール」と当NPO法人が協力の元、毎年プログラム学習講座を開催している。今年は学校側からの要請により熱中症予防の為、受講者の対象は小学５年から６年生までとし、１２名が参加した。今年は男子生徒が９名と女子生徒の３枚が参加。最近は小学生の中からこうしたプログラム学習に興味を持つ女子生徒が増えてきたことは頼もしい限りだ。　今回も昨年と同様に学校の理科教材として用意されている、MESHブロックを使った工作とプログラム作成を組み合わせた「ＭＥＳＨとScratchでピタゴラススイッチを作ろう！」のテーマで、１チーム２名で６チームが課題に挑戦した。
　

NPO側で用意したピタゴラススイッチの例

MESHブロックの説明を行う講師
３種類のMESHブロック
夏季プログラム学習を受講する生徒達
男子チームの製作の様子
男女チームの製作の様子（１）
女子チームの製作の様子（１）

　最初にNPO側で用意したピタゴラススイッチの動作の様子を動画で見てもらい、その後MESHブロックとChromebookのMESHアプリの使い方を、学校で用意されている「明るさ」、「人感」、「GPIO」の3種のブロックと今回の教材用に用意したLED、車輪付きギアードモーター、サーボモーターを使いながら実習してもらった。今回は６チーム一度にChrombookとMESHブロックのペアリングをしてもらったため、通信状況が悪くペアリング完了までに手間取ってしまった。やはりペアリングはチーム毎に順番にやった方がよさそうだ。
生徒たちはMESHを使うのは全員初めてだったが、すぐに慣れて個々のブロックの参考レシピ（MESHプログラムのこと）をどんどん自分たちでこなしていき、そのままチーム毎に独自にピタゴラススイッチの製作に入っていた。特に積み木のビー玉転がしが人気で積み木のビー玉転がしとドミノブロックの構成をチーム毎に工夫して、MESHブロックやモーターを配置していた。また、工作用紙等を使った飾りなどの製作や２チーム共同で大きな制作に取り組んだりしていた。
今回はScratchのプログラムを組み込んだチームはなかったが、次回の機会があれば挑戦してもらいたい。