今年のロボット工作教室は5月20日(日)に合同説明会を開催し、ロボット工作を始めて体験する小学生や成人の方を対象に、6月16日(土)から講座を始めました。
初めての方を対象に「入門編」としてプログラムとは何だろうという説明から4回ほど講座を開催し、簡単なプログラムをノートパソコンに入力して、ロボット工作キットとして購入していただいた部品の中からブレッドボートとジャンバー線、LEDを2から3個と抵抗を取り付け、配線を終えて、実際にプログラム通りLEDが点滅するかを確認してもらいました。そして、7月1日(土)より「アドバンスⅠ」の講座で、3輪ロボットを製作し8の字型のコースをロボットが上手くコースに沿って走ってくれる様に完成を目指します。
今年は小学生や成人の方を含め10名の方がロボット工作に挑戦中です!
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電子回路の配線に取り組む小学生
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3輪ロボットの台車にArduino基盤を取り付ける
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プログラムを作成中の小学生
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台車の先頭にセンサーを取り付ける
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ブレットボードに部品取り付けと配線を行う
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成人の方もロボット工作に参加!く!
「アドバンⅠ」の第2回目(7月14日)は、まず、ロボットのメカ組み立てを完成させることを目指しますが、最初の難関はタイヤを動かすダブルギヤーボックスの組み立てに、小学生の子供たちは苦労をしていました。それが完成すると次にロボットの台車(木片)にドリルで穴を開けてセンサーを先頭部に2個取り付け、台車の下側にギヤーボックス、単4電池ケース、キャスター、9V各電池ケースを取り付けます。そして台車の上部には電子回路を組み立てるブレッドボードと制御用のマイコン(Arduino基盤)を取り付けます。そして次回にはブレッドボードの配線(電子回路)を完成させて、ようやく最終工程のロボットを動かすプログラムの作成にかかります。すべてが上手く完了したら最後に8の字コースで実際に各自が作った3輪ロボットを走らせてみます。最初はコースアウトするケースやコースが交差する箇所を真っすぐに進むことが出来なくて停止してしまうこともありますが、プログラムを状況に応じて少し修正しながら目指す8の字コースを走行できるロボットの完成を目指します。
レポート:S.K