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ファイターズ鎌ケ谷スタジアム
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エスコンフィールドHOKKAIDO
北海道日本ハムファイターズ(日ハム)の二軍本拠地「ファイターズ鎌ケ谷スタジアム(鎌スタ)」は、1997年3月に開場しました。収容人数2400人のスタンドや合宿所「勇翔寮」と屋内練習場などがあります。球場内には、オフィシャルグッズショップや「鎌スタ☆キッチン」「カフェカビー」「くまのこ百貨店」などが営業しています。また、試合5回裏終了には「ラジオ体操」がおこなわれ観客や選手の一部も参加する名物コーナーとなっています。
日本ハムの新入団選手は「勇翔寮」へ入寮してプロ野球選手としての第一歩を歩み始めます。ダルビッシュ有さんや斎藤佑樹さん、そして、大谷翔平さんもここから翔だしていったわけです。「推し」と間近で会えたりサインをもらったりと選手と触れ合えるのが鎌スタの魅力になります。
そんな鎌スタが、2025年7月7日に、北海道に移転する意向であることが発表されました。1軍と2軍の距離など中長期的な「チーム強化」を理由として、1軍施設である北海道北広島市の「エスコンフィールドHKKAIDO」に近い場所に2軍施設を移転させ一体的な盛り上げを図ろうということのようです 。
「エスコンフィールドHOKKAIDO」は、人気の高い施設で、ゲーム開催日以外でも来場者が多く、まさに「日本のボールパーク」としてスポーツを超えたエンターテイメント施設として北海道観光の拠点ともなっています。「ボールパーク」は野球場だけでなくそこで子どもも大人も1日楽しめるような場所であり、スポーツ観戦だけでなく「スポーツエンターテイメント空間」といえる施設なのです。
NHKBSで放送されるロサンゼルス・ドジャースの試合ではドジャー・スタジアムがよく紹介されていますが、ホテルやミュージアムといった施設はもちろん物販も多いようです。観客席でよく写される「ドジャードッグ(ホットドッグ)」が名物です。MBLの球場では、7回裏開始前の時間にスタンドの観客が立ち上がって『私を野球につれてって(Take Me Out to the Ball Game)』が歌われます。ビジターやホームに関係なく来場した人たちが一体となって楽しむ時間となっています。
さて、多くの人に親しまれてきた日ハムファームが移転しまうのですが、鎌スタの球場施設をそのまま使うには相当な費用負担が発生するようです。現状のままの利用には維持管理費で年間約6千万円、大規模修理を行うとなれば1億円を超える費用が必要になるようです。また、土地は球団所有であり、市が取得するには約15億円の費用がかかります。今後のあり方については、球団と鎌ケ谷市で継続して協議していくことで両者が合意しています。鎌ケ谷市には、「ファイターズファーム連携推進室」という組織が設けられ検討が進んでいくことになっています。
また、鎌スタに科学的な動作解析システムを中心とした施設を今年5月に開設する予定となっているようです。鎌スタが「動作解析を中心としたスポーツ・ラボ」を中核施設とした「スポーツ・パーク」になったら野球に限らず幅広いスポーツの振興の一翼を担っていくことにもなるようにも思います。
うむっさん


