市より委託を受けて市の公共施設及び民間施設のバリヤーフリー対応状況の調査依頼を受けた。既に市のホームページには「鎌ケ谷市バリヤーフリーマップ(外部サイト)」が掲載されている。
URL:http://kamagaya-bf.com/index.shtml
鎌ケ谷市バリヤーフリーマップサイト
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閉鎖中の多目的トイレ
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一般用男子トイレ調査
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入り口段差無し
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ウォシュレット手摺付き
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男子便器障がい者用手摺無し
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男子用浴槽
市の施設でバリヤーフリー対応状況について、詳しいバリヤーフリー情報がすべて掲載されているわけではないので、今回は市の指定するバリヤーフリー調査11項目について調査を行った。
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社会福祉センター入り口は段差無し
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施設入り口のスロープ
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1階通路の幅測定
①駐車場 ②敷地の入り口 ③施設建物の入り口 ④施設内の通路 ⑤施設内昇降設備 ⑥車椅子利用者対応トイレ(多目的トイレ)⑦一般用トイレ ⑧授乳室 ⑨点字案内 ⑩その他 ⑪アピールポイント(バリヤーフリーについて配慮している点、特徴など)
今回の調査は6月12日(水)社会福祉センターのバリヤーフリー対応状況の調査ということで、当日は社会福祉センターの川端館長にお会いしてバリヤーフリー対応状況の調査協力をお願いした。
この施設は昭和49年7月1日開設され、指定管理者として公益社団法人鎌ヶ谷市シルバー人材センターが管理をしている。
所在地:鎌ヶ谷市初富802-116 電話:047-444-0121
館長のご案内で、障がい者の方が利用されるトイレや浴室などを最初に調査させていただいたが、現在障がい者用のトイレは改修予定の為閉鎖されており、本年末までに多目的トイレに改修工事を完了させる計画である。
社会福祉センターは2階建ての施設であるが、エレベーターの昇降設備は無く、2階への階段には手すりはあるものの点字案内などの表示はされていない現状である。その他一般道路から施設内駐車場に入るスロープや施設内入り口の段差や自動ドアーの状況など、1階及び2階の通路の幅など車椅子利用の障がい者の方が利用しやすい環境となっているかどうかなどを調査し、必要な箇所について複数枚の現場写真を撮影した。
施設内には「学ぶ」ための各種教室の開催や「健康づくり」のための健康増進室、健康相談室などが設けられている。また「楽しいふれあいの場」として集会室、娯楽室、小娯楽室などが用意されている。
館長のお話では、この社会福祉センターの年間利用者数は34,000人程で、月間利用者数は2,800人から3,000人程度あると説明があった。
レポート:S.K