今年で2回目となる西部小学校の夏季プログラム学習講座を西部小学校・支援地域本部と当NPO法人の共催で8月5日(月)・6日(火)と両日に渡り、プログラム学習講座を開催いたしました。今年は昨年に比べて参加人数も増えて小学4年生から6年生まで28名の生徒たちがプログラム学習に参加してくれました。昨年のプログラム学習講座ではプログラムを直接キーボードから入力するため、入力に不慣れな生徒たちは入力の時間にかなり時間を取られたので、今年はこの問題を解決するためキーボードから直接入力するのではなく、積み木の様なプログラムのブロックを組み合わせる事により比較的簡単にプログラムを作成することが出来るので、各自が作ったプログラムで実際に3色のLEDの点滅が体験できたことを喜んでいました。中には課題のプログラムを済ませた生徒の中には、少し応用問題となりますがLEDを電飾の様に暗くなると点滅させるプログラム作成にも挑戦をしていました。
西部小学校の第2回夏季プログラム学習講座
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講師の冨澤氏
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テキストとPC画面で説明を聞く生徒
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プログラム学習の説明を聞く生徒
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プログラム作成中のトラブルに対応する
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3輪ロボットのプログラム説明
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ロボットを動かすプログラムを作成中
また今年は2日目に新しい試みとして、3輪型ロボットを各グループで協力してプログラムを書いて動かすという体験をしてもらいましたが、すごく興味を持ってプログラムを作成し、隣の教室でロボットを動かすなど時間を忘れて取り組んでいました。最後に受講者の生徒の皆さんに感想を聞くと大変楽しかったと多くの生徒が言ってくれました。
新しく取り入れた3輪ロボットを自分たちでプログラムを書いて自在に動かす挑戦をしてもらいましたが、こちらの想定外で子供たちが少し手荒くロボットを扱うと、配線の一部が外れたりとロボットが動かなくなるトラブルも生じましたので、来年度はこの様なトラブルにならないようにブレッドボードを使った配線部分をシールド(拡張基盤)を使って、ジャンパー線による配線個所を少なくし、安定した動作が出来るようにすると共に、今回はロボットの両輪が前進のみでしたが次回は前進も後退も出来るようにロボットを改造しますので、生徒たちはもっと複雑なロボットの動きをプログラムで書いて動かす体験が出来るようになります。
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ロボットを動かすプログラムをチームで作成
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隣の教室で実際にロボットを動かす
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夢中になってロボットの動きを追う生徒たち
レポート:S.K