今春は、第19回統一地方選挙が実施される。鎌ケ谷市に関係するのは、4月7日投票日で千葉県議会議員選挙。4月21日投票日で鎌ケ谷市議会議員選挙となる。2015年改正公職選挙法の成立によって、2016年6月から年齢満18歳以上から選挙権が付与された改正後、初めての統一地方選挙となる。
鎌ケ谷市議会議員選挙にスポットを当て見てみると投票率が低下していることが気になる。平成19年47.48%、平成23年45.15%、平成27年43.52%となっている。多くの人たちが「市議会なんて、なにやっているか分からない。」となり関心が薄いのだろうか。
市議会議員の役割は、議案の審議・議決をすることであるが、さらに、大きく3つの役割が考えられる。一つは、行財政運営のチェック。二つとして、条例提案権の行使。三つとして、施策への提案・助言。 行財政運営のチェックでは、行政執行権を持つ市長(首長)の権限は大きく、市長が暴走することのないよう、市議会がチェックするための制度が設けられている。
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4月7日投票日は千葉県議会議員選挙
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4月21日投票日は鎌ケ谷市議会議員選挙
条例提案権では、議員が市民生活に関わる事項について条例案を提出することができる。議員発議の条例は少ないが、鎌ケ谷市では「なし赤星病防止条例」がある。 施策の提案・助言は、年4回定例会が開かれ、施策の進捗や方向性、市民生活に関わる問題・課題を市政に関する一般質問として市長(執行部)に提案・助言を行う。
施策の提案・助言は、年4回定例会が開かれ、施策の進捗や方向性、市民生活に関わる問題・課題を市政に関する一般質問として市長(執行部)に提案・助言を行う。
市議会議員の被選挙権は、日本国民で満25歳以上であること。その市議議員の選挙権を持っていること。実際に立候補し議席を得るのは容易なことではないだろう。けれど、鎌ケ谷市の現状での問題や課題、さらには未来の姿をどう考えるか。などといった大切なことを立ち止まって見つめることも必要だろう。
うむっさん