桜の名所では大勢の人出でにぎわっている。気温も上がって花見のボルテージもヒートアップしているだろう。今年も、暑い日が多くなりそうな気象状況のようだ。暑い日が続くというのは、やっぱり地球温暖化による影響ということなる。
地球温暖化の影響による気候変動は猛暑日を増やしていく。昨年も幾日も猛暑日が続いた。熱中症で緊急搬送される人たちも多かった。地球温暖化対策として様々な手段が講じられてきているが、どれも、すぐに温室効果ガスを減少させることはできない。
現在の温暖化対策は二つの柱で進められている。一つは、省エネや再生可能エネルギーの利用、排出されるCO2(二酸化炭素)を回収して地中に貯める技術など温室効果ガスの排出削減と吸収を行う「緩和」の対策。二つは、熱中症の早期警告インフラ整備や温暖化耐性に強い農作物の開発など、リスクの回避・分散など温暖化影響への備えや新しい気象条件の利用を進める「適応」の対策である。
全国地球温暖化防止活動推進センター(JCCCAホームページより引用)
地球温暖化を生んだ原因は、温室効果ガスの蓄積ということになる。温室効果ガスのなかでも最も蓄積量が多いのがCO2ということになる。近代になり産業が発達しエネルギーの利用が拡大した。このエネルギーは化石燃料を燃焼させることによって得られたものであり、その結果、CO2が大気中に蓄積されることになった。
冷蔵庫、炊飯器、照明、パソコン、スマホなどなど電気がなければ使えない。私たちのくらしは電気=エネルギーの消費が無ければ成り立たない。このまま、エネルギーを使い続けていけば、そう遠くない将来に人類が消滅するという警告もなされている。大げさに言えば「人類絶滅の危機」に瀕している。そうした危機感を持って、何をすればいいのかを知りそして行動していくことが求められている。
うむっさん