1988~1989年に「ふるさと創生」という事業が行われたことを覚えておられますか。この頃からでしょうか「ふるさとづくり」といった「まちおこし活動」が盛んになってきたのは。そんな「まちおこし」の中で盛り上がって行ったのは「B1グランプリ」。Bは地域BrandのB。グルメでまちおこしというコンセプト。結果、多くの「ご当地グルメ」がうまれてきた。 そんな「ご当地グルメ」の代表が「ラーメン」。「ご当地ラーメン」の定義は『特定の地域で食べられているそれぞれ何らかの独自性があるラーメン(Wikipedia)』ということ。新横浜ラーメン博物館によれば、札幌、旭川、函館、米沢、喜多方、白河、佐野、東京、横浜、高山、京都、和歌山、尾道、広島、徳島、博多、久留米、熊本、鹿児島などとなる。たしかに名前を聞いて「あ~、そうそう」と納得する「ラーメン」と言える。 日本三大ラーメンと言えば、札幌ラーメン、博多ラーメン、そして喜多方ラーメンとされる。日本三大○○では、二つは誰もが認めるものであるが、最後の一つは異論があるようだ。「喜多方じゃなくて○○だろう」などとお国自慢となっていく。 札幌ラーメンは、太目でコシの強い麺に豚骨ベースの濃い味噌スープで脂分がたっぷり。博多ラーメンは、細めのストレート麺に濃厚な豚骨スープ。喜多方ラーメンは、平打ち熟成多加水麺が特徴で透き通ったスープが多い。 ちょっと喜多方ラーメン推しを。喜多方は大きな街ではないけれど多くの観光客が訪れる活気のある街となっている。もともと「蔵のある街」ということで知られていたが、「ラーメン」というキーコンセプトでさらに名を知られるようになった。「喜多方ラーメン食べに来らんしょ」と誘われて多くの人が訪れている。 うむっさん
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