4月12日に発生した巨大な地震。いまだにおさまる様子はなく、つぎつぎ大きな揺れがつづく。群発する巨大な地震はこれまでの地震とは違っているようにも思える。 地震被害の状況が刻々とニュースで流れる。多くの人の命が失われ。いまだ、避難所での生活を続けている多くのみなさんがおられる。 犠牲となられたみなさまのご冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、いまだに癒えない多くのみなさんに心よりお見舞いを申し上げます。 熊本地震の写真は、jiji.comより一部引用致しました。 3・11 揺れがおさまり屋外へ。多くの人達が集まり不安げにたたずんでいた姿を思い出す。建物を飛び出してきた人の土気色の顔。震えながら体を寄せ合っていた人たち。幼い子をしっかりと抱き寄せていた若いおかあさんの姿。 そんな、瞬間をよんだ和歌がある。「NHK 国会中継 震え出し 周りを見れば みなけものの眼」。あの時のあの怖さを忘れはしないけれど、備えを怠りなくとはなっていない。この頃の不用心を改めて痛感する。 報道されるご遺族のみなさんが、気丈にふるまっておられるのを見るにつけ、癒やされない思いを抱き続けておられるのであろうとご心痛、察するに余りある。時間が経てばとて、失われたもののおもさに身を寄せながら、時間を過ごされるみなさんが一時も早く安らぎの時間をもてますように心よりお祈りしたいと思う。 3・11でお母さんを亡くした女の子。そんな様子を詠まれた皇后陛下の御歌がある。「生きているといいね ママ元気ですか」 文に項傾し 幼な児 眠る 投稿:むっさん
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