「モノをたべるときはね 誰にも邪魔されず自由で なんというか救われてなきゃあ ダメなんだ 一人で静かで 豊かで・・・」と主人公がつぶやく。 中年男性が、仕事先でぶらりと立ち寄ったお店で、ひたすら黙々と食べまくる。そんなコミックが、大人気の「孤独のグルメ〈扶桑社〉」。 掲載されているお店の食べ歩きガイドも出版されている。コミックだけでなく、松重 豊さん主演で深夜のテレビドラマにもなっている。主人公が言う「うおォン、俺はまるで人間火力発電所だ」。 いかんいかん食べ過ぎたと後悔もしつつ店を後にする。 やっぱり人間は、食べることで体や心のエネルギーを充填して生きているんだと改めて思う。 定年退職後の還暦を迎えた男性が見つけた楽しみ『ひとり飯』『一人飲み』を描くコミック「野武士のグルメ(幻冬舎)」。ひとり飯では『昼酒』も・・・。 退職後のブラブラ散歩の昼時、さて何を食べようか? 店の佇まいに。臭いに。誘われて立ち寄ったお店。 お目当ての品書きを眺めながら、「昼間っからだけど ちょっとやっていくか」とビールをグビリとやる。 そんな時間を過ごすことを夢見ていた主人公。 これからの人生を「野武士」のように「堂々と、そして ぶっきらぼうに・・・」と。 さて、わが身にふりかえってみると、『ひとり飯』はまだしも、昼間っからの『一人飲み』はちょっと気後れすることも。 「昼間から赤い顔してもなァ・・・」なんて思うわけです。 さらに、血圧高めだし。塩分控えなくちゃ。脂っこいものはなるべく控えて。などなどと日頃のお小言を思い出してしまうと手が出し難い。あ~昼酒や・・・。 やっぱり、なにより健康第一。 よしモリモリ食べるぞ! うむっさん
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