パラリンピックでも、マイナーなスポーツにウィルチェアラグビー(車いすラグビー)がある。9月5日、この車いすラグビーが始まり、日本は予選リーグ初戦でフランスと対戦し、65―56で勝利した。この競技は車いすが激しくぶつかり合うため、車いすの破損が多く割に合わないスポーツではある。
この車いすラグビーの常連に鎌ケ谷市在住の荻野晃一さんがいる。
先月16日、森田健作知事に「メダル獲得を目指して全力を尽くしたい」と抱負を語った。
ウィルチェアラグビーは車いすを使ったラグビーで1チーム4人。アテネ、北京大会に続き3回目の出場となる荻野さんは「今度こそメダルを取りたい。必ず笑顔で帰ってきます」と力強く決意表明した。昨年、イタリアで開かれた世界選手権は7位入賞だっただけに、パラリンピックは「ぜひ4強に残って、メダルを懸けた戦いをしたい」と目標を掲げた。(C.・W)