「すまいる祭り」で沖縄民謡エイサーの踊りを披露する元気いっぱいの子ども達!

 平成28年12月3日(土)午後0時30分~4時まで、総合福祉保健センター6階で本年度の「すまいる祭り」が、社会福祉法人 鎌ケ谷市社会福祉協議会の主催で開催された。

 当日は、参加6団体が日頃の福祉活動の成果発表として、団体発表を行った。参加団体は①NPO法人きらら ②NPO法人鎌ケ谷市手をつなぐ親の会 ③社会福祉法人優幸会みちる園 ④ドレミの会 ⑤福祉作業所友和園 ⑥ラブリーフレンズ であった。また、午後の会場受付から開演前のひと時、会場内に設けられた3団体(NPO法人きらら、NPO法人鎌ケ谷市手をつなぐ親の会、福祉作業所友和園)の模擬店で手作りのクッキーや作業所で育てられた新鮮野菜の他、手作り品や手芸品、紙すき製品などが展示、販売がなされ、参加された市民の方達が商品を買い求められていた。

会場後ろの模擬店に集まる参加者 福祉作業所 友和園のブース 各種手作りの雄や手作り品の販売
鎌ケ谷市手をつなぐ親の会ブース NPO法人きららのブース 手作りクッキーや新鮮野菜の販売

 会場には鎌ケ谷市のマスコットキャラクター「かまたん」、千葉県のマスコットキャラクター「チーバくん」、聴覚障碍者福祉会・手話サークル「みどりの会」マスコットキャラクター「であふ」も参加して、子どもたちと楽しい記念撮影も行なわれていた。

会場で受付準備中のボランティアの方達 マスコットキャラクターも勢ぞろい 鎌ケ谷市のマスコット「であふ」

 開催前に社会福祉協議会の田中延佳事務局長に、「すまいる祭り」について開催の主旨や経緯いをお聞きする機会を得た。12月3日から9日まで障害者週間期間中であり、この時期に福祉について一般市民の方に知っていただくためと、毎年行われる市内の障がいを持つ子供達や保護者の方と一般市民の方達がふれ合い、障害に対する理解を深めるために開催をされているとの事。「すまいる祭り」に至る経緯はかなり長く、昭和53年から平成7年までは「クリスマスもちつき大会」で、平成8年から平成20年までは「ふれあい冬まつり」となり、平成21年からは健常者と障がい者の方達がふれ合う参加型のイベント「すまいる祭り」に変わったとの事。その間、平成21年度は新型インフルエンザ患者の増加により自粛、平成23年度だけは東日本大震災のイベント自粛で開催を見送ったことがあったとの事である。

かまたんと記念写真 3体のマスコットキャラクターの紹介

 当日の会場には、福祉施設関係者の方や、障がいを持つ子供達やその保護者の方に加え、イベント当日の運営や会場設営など裏方の仕事を手伝う鎌ケ谷市ボランティア連絡協議会の方々が参加され、総勢250名に近い多数の方々が参集されイベントを楽しまれた。

 イベントが開催されると、聴覚障がいをお持ちの方のために、ボランティア団体の方達の協力で手話通訳(2名)や要約筆記(3名)なども、各団体の活動発表が舞台で行われる中、同時通訳が行われていた。

手話や要約筆記ボランティアで協力 徳田社会福祉協議会会長 清水市長の挨拶
原市議会議長の挨拶 マスコットキャラクター「であふ」の紹介 福祉イベントに参加された皆さん

 午後1時からのオープニングでは、社会福祉協議会の徳田会長の挨拶に続き、来賓として清水市長や原市議会議長の挨拶があった。また、お友達紹介としてマスコットキャラクターのかまたん・チーバくん・であふも紹介された。

NPO法人きららのエイサー踊りを披露 元気に踊る子ども達 鎌ケ谷市手をつなぐ親の会
ようかい体操第1を踊る子ども達 友和園のソーラン節 ハンドベルで「きらきら星」を演奏

 6団体の活動発表では、障がいを持つ型たちがこの日の発表のためにずっと前から練習をしてきた活動成果を、楽しそうに歌や踊りで発表をした。また、発表団体の中には高齢者で障がいを持つ方のハーモニカの演奏や、社交ダンスの発表なども行われた。

ほっほさんのマジカルコメディーショー マジックとジャグラーを披露

 アトラクションとして「ほっほさんのマジカルコメディーショー」が行われ、ほっほさんの手品や軽妙な仕草に会場の子どもたちは大喜びだった。最後は「ビンゴ大会」も催された。

投稿:S.K