今年8月にお披露目を兼ねた「鎌ケ谷こども団らん食堂」は10月の鎌ケ谷市民まつりに参加して、市民の皆さんに同ボランティア団体の活動を知ってももらうPR活動と協力者の募集活動も行った。
出店ブースは新鎌ケ谷駅ロータリー広場から少し千葉銀行寄りの駐車場に他の団体と共に出店。 当日は昼前後に大雨となってしまい、一部イベントが縮小されたものの、その後は雨は降らず、たくさんの方が市民まつりに来られた。 ボランティア団体側の説明によると、当日は8名のスタッフで4つの活動を行った。 ① チャリティーマッサージ 10分で500円以上のチャリティーをお願いし て、15名程度の方が利用された。 ② ペイフォワード(恩送り)ジュース販売 誰かのためにお金を前払いする問いシステムを利用し、子どもたちのためにお金を送るというようにテーマを打ち出した。1本200円の ジュースで あったが、積極的に購入してくださる方もいて大変ありがたかった。 ③ 無料スライム作り体験 前回の活動で行ったスライム作りを子どもたちに楽しんで貰った。多少 の募金やマッサージ・ジュース購入などと連動して寄付をしてくださる親御さんもおられた。スライム作りは小学生の子どもたちが中心となっていたが、すぐに 堅さが出てぷにゅぷにゅした感覚は初めての体験で、子どもたちもとても楽しんでくれた。 50名くらいが参加してくれた。
④ 活動報告 現在の活動内容紹介、今後の活動の協力のお願い、前回の活動内容報告等につい て、市民の方々に知っていただくためにこれら活動内容を模造紙に描いて掲示した。また、合わせてパンフレットの配布 も500枚程配布出来た。 当日市民まつりに参加され、鎌ケ谷子どもだんらん食堂のPR活動をされた代表者の御代川麻奈美さんから、後日活動報告をお聞きした所 会場では購入代金の半分がこども食堂での食材費に充当される「ペイフォワード」方式で飲み物を販売したほか、マッサージの提供、小学生向けにスライム作り、活動内容のポスター展示を行った。 当日は鎌ケ谷市のゆるキャラ「かまたん」や銚子市の「ちょーぴー」などもブースに立ち寄ってくれた。 自ら活動に協力を申し出てくださった方が 3名、もともと興味を持っていたと話してくださり、その後内2名の方は新しい メンバー として参加が決定してそうだ。また、他の市でのこども食堂の活動を知ってくだ さっていた方々も多くいらっしゃり、鎌ケ谷市でも活動がある のだと言うこと を多くの方に知ってもらえるとてもよい機会になったと思いますと話された。 当日、市民まつりでの売り上げで2万5千円 程の収益が上がり、ブース利用費やチラシの作成費など活動費を差し引いて 1万5千円程利益が出 たが、そのすべてを活動費に回す予定だそうだ。実際に1回のこども食堂を開催するとおよそ1万5千円程かかるので、次回の活動に使いたいと述べられた。周辺農家の方などの協力で野菜の無料提供など、食費代を少しでも浮かすことが出来れば、その次の開催に使っていきたいとの事。 当初は市民まつりの後、11月中旬に2回目の子どもだんらん食堂を開催する予定であったが、場所の確保が出来なかったため12月に延期をし、次回は12月25日に鎌ケ谷こどもだんらん食堂クリスマス会を企画しているとの事であった。 新しいメンバーの中でには、すでに鎌ケ谷で10年以上のボランティア活動実績がある方がおられるそうだ。 代表者の御代川さんは、こうした子どもだんらん食堂の活動を通じて、たくさんの鎌ケ谷の市民の方とお話する機会を得ることが出来ると思うので、多くのお力をお借りしながら、鎌ケ谷こどもだんらん食堂の活動の基板をしっか りと着実につくり、必要な方に届けていきたいと抱負を語られた。 レポート:S.K |