鎌スタで宇宙体験!

小惑星探査機 はやぶさ

宇宙ステーション補給機こうのとり

鎌スタを回る☆銀河系鉄道5586

日本実験棟 きぼう

金星探査機 あかつき
 2016年のG.W――3日,4日,5日の鎌スタはファミリーシリーズの宇宙探検の日でした。
 試合の方は楽天との3連戦で、4日こそ強風で人出も控えめでしたが、連日スタンドも外野席も家族連れで賑わいました。外野芝生席ではピクニック気分でランチを楽しむグループも居て、鎌スタが内外ともにお楽しみの「ボールパーク」になっていました。 
ファイターズタウン鎌ケ谷は「ボールパーク」
 ☆銀河鉄道で宇宙グランドを探検
 スタジアム外周を走る鎌スタ☆銀河系鉄道5586(18人乗り×3両編成)がスタジアム正面の地球基地を発車し、星がきらめくスターダストトンネルを抜けると、寮の前あたりからの火星空間を経て、センターの鎌スタビジョン裏を経由して、グラウンドで行われている試合前の練習や試合を見て、スタンドの歓声を聞きながら、地球基地に戻ってきます。
 ☆宇宙ステーション「はやぶさ」模型を展示
 スタジアム前広場にはJKXA(宇宙航空研究開発機構)提供の人工衛星や探査機、ロケットなど模型やパネルの展もあって、日本の宇宙開発の姿を学ぶことが出来ます。
 ☆宇宙食試食体験もありました
 ☆ぐるぐるまわるマシンで無重力体験(スペースジャイロ)
 NASAで宇宙飛行士の訓練にも使用されるトレーニング機のミニサイズです。係りのお兄さんにしっかり足と手を固定してもらい、360度回転し無重力の感覚を体験します。順番待ちの子どもたちが長い列を作っていました。
 ☆宇宙服のコスプレも楽しめました
 レプリカの宇宙服を着て、太陽系の空間に居る記念撮影で宇宙飛行士気分を味わう子どもや家族に人気でした。
 宇宙について遊びながら学習したり、模擬体験で楽しいアトラクションもあって、プロ野球も楽しめた5日の「こどもの日」の鎌スタは大変な賑わいでした。

  ☆巨漢、ラグビー選手と熱く交流
 5日のアトラクションで大人気だったのは、ジャパンラグビートップリーグ3連覇と、第53回日本ラグビーフットボール選手権大会優勝の2冠を達成した、ラグビー日本一のパナソニックワイルドナイツの選手たちとの交流・サイン会でした。
 握手したり、筋肉にタッチしたり、一緒に写真を撮ったり、ママさんたちも興奮気味でした。
 試合開始は、北川智規選手によるラグビーボールを使って「始蹴式」が行われました。ゴールポスト(ホームベース)からは、大きく外れて得点になりませんでした。
 試合後には、外野芝にて「ミニラグビー教室」も行われました。同じボール球技であっても、野球グラウンドでラグビーとコラボするイベントを演出するなんて、さすが「ボールパーク」として進化を遂げる「鎌スタ」の企画はすごい。

 ☆カブト虫の幼虫プレゼント
 中学生以下の子どもたちには、スタジアムの一角で飼育中のカブトムシの幼虫のプレゼントもあって、飼育床から幼虫を掘り出し、容器に詰めている子どもたちが居ました。成虫になってカブトムシに変身するのが楽しみですね。ちゃんと育てましょうね。
 ☆鎌ス田んぼで泥んこ遊び体験
 今年で2年目を迎えた「鎌ス田んぼ」では、子どもから大人まで田植え前の水田スペースで泥んこ遊び体験もありました。子どもたちが夢中で泥にまみれていました。
  ☆14日(土)には田植えが行われました

  ☆鎌ケ谷市の「イベントパーク・鎌スタ」
 1997年3月にオープンしたプロ野球・北海道日本ハムファイターズのファームの拠点、ファイターズタウン鎌ケ谷(鎌ケ谷スタジアム=鎌スタ)が、今年2016年3月19日で開場20年になっています。ファーム(2軍)の選手育成拠点として中田、ダルビッシュ有、大谷らが育ち日米の野球で活躍しています。
 さらに練習施設にとどまらず、日ハムファンはじめ、地域の住民、学校、鎌ケ谷市民、県内、周辺都市住民のコミュニティ施設の役割を果たしています。グラウンド内での有望新人の活躍とともに、今シーズン試合のある日は、スタジオ周辺広場での楽しい開場20年記念イベントが展開されています。
 ファンはもとより、野球を知らない家族連れも球場に足を運ぶ機会が増えています。周辺の駅からは定期バスはもちろん、試合日にはシャトルバスも運行されています。鎌ケ谷市の活性化にも貢献しています。
                                   レポート Y・T