ドラフト８選手、一軍ベンチ目指して
日ハム、2016年新入団選手歓迎式と交流会
プロ野球・北海道日本ハムファイターズの2015年ドラフト新入団８選手の歓迎式典・交流会が
1月17日(日)、鎌スタの室内練習場で行われました。皆川征夫教育長の開会あいさつのあと、
ドラフト１位の上原健太選手を先頭に８選手が入場し、
会場から歓声と拍手を浴びて壇上に並びました。
  新入団選手は例年のように一人ずつ、鎌ケ谷市民になる住民票を清水聖士市長に提出しました。清水市長からは市の名産の梨がプレゼントされました。
  市民を代表して歓迎のあいさつに立った清水市長は、
 「約11万人の鎌ケ谷市民が皆さんの入団を歓迎しています。ご覧のように球場の周囲は梨畑だけです。野球に打ち込むにはいい環境です。ここ鎌ケ谷で精進して、早く一軍で活躍してください。そして大谷選手のような２億円プレイヤーになってほしい」と激励のエールを送りました。
  さらに市議会議員を代表して原八郎議長が歓迎のエールを送りました。
　清水市長に住民届けを提出する８選手。丸囲み数字はドラフト順位、数字は背番号、式典での並びはこの順です。上段左から①上原健太投手20、②加藤貴之投手14、③井口和朋投手29、④平沼翔太内野手45。下段左から⑤田中豊樹投手47、⑥横尾俊建内野手58、⑦吉田侑樹投手59、⑧姫野優也外野手61
　続いて新鎌ヶ谷駅のコンコースに掲示する「手形の押印」と披露が行われました。
　これも例年のことで、駅に銅版で掲示されているお目当ての選手と「ハイタッチ」できます。
　このあと市内の少年野球の子どもたちから花束の贈呈があって、記念撮影になりました。
  花束を手にした選手は一人ずつ、目標と意気込みを表明して、800人近いファンの集まった会場から、激励の拍手が広がっていきました。
　鎌スタファンクラブの会長の閉会あいさつで式典は終了しました。
  ★選手紹介プロフィール（○囲み数字は指名順位）
①上原健太・20、投手、沖縄県、明治大学（広陵高校）
②加藤貴之・14、投手、千葉県、新日鐵住金かずさマジック（拓殖大学紅陵高校）
③井口和朋・29、投手、神奈川県、東京農業大学北海道オホーツク（武相高校）
④平沼翔太・45、内野手、福井県、敦賀気比高校		 ⑤田中豊樹・47、投手、佐賀県、日本文理大学（佐賀商業高校）
⑥横尾俊建・58、内野手、東京都、慶応義塾大学（日本大学第三高校）
⑦吉田侑樹・59、投手、大阪府、東海大学（東海大学付属仰星高校）
⑧姫野優也・61、外野手、大阪府、大阪偕星学園高
後半はファンとの触れ合いがメインの「交流会」です
  選手が再登場して集まったファンへのメッセージと改めて自己紹介しました。
  トップバッターの上原選手は「年間通してローテーションに入れるように頑張りたい。応援よろしくお願いします」と話し、「笑顔が特技」だと言ったのを引き継いで、続いた７人が「かわいい」とか「やさしい」など形容詞は違っても全員が特技は「笑顔」でした。当為即妙の応答だったでしょうが、みな笑顔のイケメン選手でした。同伴した同居人は甲子園で活躍した敦賀気比高校の平沼翔太選手がかわいいと興奮していました。
　★餅つき大会　舞台下に用意されていた４基の臼と杵で、最前席に待機していた子どもたちと「餅つき大会」になりました。交流会終了後の帰りには選手からひとつずつプレゼントされました。
　★「ジェスチャーゲーム」や「カビー似顔絵対決」平沼選手と上原選手が美しい声で歌を披露したり、ジェスチャーやカビーをモデルにした似顔絵対決が行われました。一番拍手を受けたのはドラ８位の姫野選手が書いた似顔絵でした。
  ★漢字一字で抱負を表明　最後にプロへの抱負を漢字一字で表して、プロ野球選手への意気込みを示しました。８選手の一字は次の通りでした。（選手敬称は略します）
  上原「一」、加藤「気」、井口「闘」、平沼「夢」、田中「強」、横尾「勝」、吉田「躍」、姫野「愛」
  交流会終了後の練習場出口では、お餅が一個ずつ選手から手渡しでプレゼントされました。
　★鎌ケ谷新春マラソン大会に鎌スタの選手も力走　この日は、福太郎スタジアムを拠点に周辺を周回するコースで第41回鎌ケ谷新春マラソン大会も行われました。「一般５キロの部」に、自主トレ中の鎌スタ選手の立田将太、石川直也、髙濱祐仁、太田賢吾、浅間大基、清水優心選手の６人が招待選手としてエントリー参加し、市民と一緒に走りしました。開会式では清水選手が代表してあいさつもしました。
　清水市長はじめ市議会議員の方々、かまたん、カビーも午前は市民マラソン、午後は新入団選手歓迎式典と忙しい日になりました。
　★鎌スタ誕生20年　鎌スタも出来てから今年で20年になります。試合数も昨シーズンより増えそうです。またイベントも一段とグレードアップして行う計画に着手しているとのことです。鎌スタが地域のコミュニティーの形成拠点として、市民の関心を惹く一年になりそうです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　レポート　Ｙ・Ｔ