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清水聖士市長式辞
「今日からは恩返しをする番です」――皆さんが生まれた平成7年は阪神・淡路大震災、地下鉄サリン事件が起きた年でした。今こうして元気で成人式を迎えられるのは20年間、両親・ご家族、先生、地域の方々に大切に守られ、育てられてきたからです「まずそのことに感謝していただきたい」と前置きして、「今日からは皆さんが、周りの人々や社会に恩返しをする番です。そして、これからの人生をどう生きていくか、しっかり考えて、目標に向かって頑張ってください。今年は参議院選挙があります。皆さんの判断が社会を動かしていくわけです。洋々たる海原に大きな夢と希望を乗せて船出する皆さんに、限りない祝福と大いなる期待を申し上げます」と祝福された。さらに、「今日ここで成人式を迎えた鎌ケ谷市は皆さんの故郷です。別のところで住むようになっても、故郷の鎌ケ谷をいつまでも慈しんでください」と”鎌ケ谷愛”を要請されました。
また、原八郎市議会議長、石井一美県議会議員から、成人としての心構えなど祝辞があり、さらに幾人もの国会議員からの祝電の披露もありました。 |
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新成人を代表して西村純一実行委会長が謝辞
さらに成長した大人になることを誓います――「20年前、私たちはここ鎌ケ谷に生まれ、5年前には大震災に会い、地震に揺られながらの終業式もありました。そして今ここ鎌ケ谷で成人を迎えました」と20年間を振り返り、これまでは両親はじめ、先生、周りの人たちに支えられてきましたと、育てられてきたことへ感謝を述べ、「しかし、これからは私たちが周りに手を差し伸べる番です。人生の先輩に学びつつ、さらに成長した大人になることを誓います」と謝辞を述べました。
清水市長と対面する位置で社会人になる責任の決意を宣しました。 |
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式典の最後は寺岡翼委員が「閉式の言葉」で締めくくりました。
素晴らしい成人式を行うことができました。ありがとうございました。 |
平成28年「鎌ケ谷市成人の日記念行事実行委員会」の皆さん |
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この日の式典の進行、記念行事の実行を担当したのは「成人の日記念行事実行委員会」のメンバーの皆さんでした。
7月の夏休み前から、Twitterでアカウントを立ち上げ、成人式対象者に参加登録を呼びかけてきました。
参加登録とフォロー、ツイートが集まり、成人式についていろいろな情報が拡散していきました。委員会の役割分担も固まり、卒業した中学を訪ね、あるいは転任先の中学にも行って、恩師のビデオレターの撮影を積み重ねてきました。
会場には卒業アルバムで思い出のシーンを展示したり、立食パーティーのお菓子や飲み物を用意したりしたのも実行委の皆さんでした。成人式の記念行事というテーマの下、初めて会ったハタチ同士で成し遂げた持続力と忍耐は、きっと将来の糧になるでしょう。
11日までの交渉記録は、ツイート228、フォロー344、フォロワー 365でした。 |
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先生からのビデオレターに会場「あっ、先生だ!」舞台での式典終了後、市内の中学校で新成人に関わられた先生方からのビデオレターが映し出されました。恩師の姿が映り、メッセージが流れるたびに、式場のあちこちから歓声と拍手が起こり、友人らと懐旧の談笑が続いていました。ここに掲載した写真はアットランダムに十分の一です。
喫茶・お菓子、軽食のコーナーの一隅には各中学の卒業アルバムやたくさんの思い出の展示物が掲示されています。
また、鎌ケ谷市茶道協会によるお茶席も設けられて、初めてお抹茶を味わっている新成人もいました。 |
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市のゆるキャラ「かまたん」や県の「チーバくん」も駆けつけ、新成人との記念撮影に人気になっていました。
最後に全員集合写真になり、式場の中央が華やぎました。 |
レポート Y・T |
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