鎌スタに「旭川動物園」が出現しました。ペンギンさん、カワウソさん、ネコサメさん
鎌ケ谷スタジアムが、まるごと「北海道」になりました
プロ野球・北海道日本ハムファイターズのファームの拠点、
ファイターズタウン鎌ケ谷では秋の最大イベント、
「鎌スタ北海道まつり2015」が9月19日(土)、21日(月・祝)、22日(火・休)の3日間、開催されました。
テーマは「鎌スタでまるごと北海道めぐり」――北海道のグルメが大集合したり、
かわいい動物にふれあえたり――と、鎌ケ谷にミニ北海道が出現しました。
「鎌スタ☆北海道まつり2015」にぎわう
始発・函館エリアがメーン会場 ファイターズの本拠地は札幌 旭川は動物園が人気 帯広は乳製品が美味しい
  ★イベントの主役は4両編成のSL「C☆Bトレイン」です
  スタジアムの外周空間に北海道の4つのエリアが設定され、「C☆Bトレイン」が4エリアを巡回しています。
  料金は無料で、各エリア約10分間隔で運行、乗り降りフリーです。一度の乗車の定員数は54人で、大人も子どもも家族が楽しそうに乗り込んでいました。
  お目当ての駅で降りればイベントを見て、グルメも楽しめます。さらに、キャップやパスケースなど、各種ファイターズキャラ入りのグッズも販売されて、買い求める人たちで売店前は行列でした。
「C☆Bトレイン」に乗って北海道の4エリアをめぐります
   グラウンドの野球を見たり、好きな駅で降りてゲームをしたり、「C☆Bトレイン」は球場の周りを終日走り続けました
筆者は最終日の最終便に乗りました試合は2本のホームランなどでヤクルトをリードしています。
★<函館エリア> 球場正面広場はメーン会場です。
「C☆Bトレイン」が函館駅を出発します スタジアム前広場は家族連れで賑わっています
・スタジアムに着いて、空を見上げると、なんと、万国旗ではなく、スルメイカの大群が泳いでいます。4つのエリアを回って、スタンプを集めるとスルメイカが1枚もらえます。
・広場中央には北海道特産のじゃがいもタワー。鎌スタ☆トレイントートバッグを600円で買えば詰め放題です。
・厚岸の牡蠣、松尾ジンギスカン、鎌スタ食堂など、同スタジアム協賛企業のグルメどころが集結し、家族連れ・友だちの歓談会場になっています。
・鎌ヶ谷市を拠点に活動している、よさこいチーム「維新~心ひとつ~」の群舞も披露されました。一回目は10時から球場正面広場で、2回目は試合(対ヤクルト)開始前のグランド内で、勇壮で情感豊かな舞を披露して、拍手喝さいを受けていました。
函館はイカの産地でスルメイカが万国旗の代わりです 男爵イモのタワーも出現しました 鎌ケ谷のよさこいチーム「維新~心ひとつ~」
マグロの解体ショー。切り身は炙りで供されました 試合開始前に北海道グルメで腹ごしらえ 松尾ジンギスカンは鎌スタではお馴染みです
★<札幌エリア> 三塁側「勇翔寮」手前駐車場。
 札幌駅は球団スタッフ直営のファイターズ食堂の特製味噌ラーメンや「まぜそば」。ヒツジさんふれあい体験で自由に遊べます。
割りばし鉄砲で射的が出来ます ヒツジさんとも遊べます てんこ盛りの「まぜそば」とビールが旨い
★<旭川エリア> 鎌スタ☆ビジョン裏駐車場付近。水族園と動物との触れ合いコーナー
 ケヅメリクガメさん、アカアシガメさん、カワウソさん、ペンギンさんが2匹もいて人気を集めています。
 他にも移動水族館ではハリセンボンやウーパールーパー、ウツボも見ることが出来ました。ヒトデ、ウニ、ナマコに子どもたちは、恐る恐る触れていたり、掴んだりしていました。ネコザメさんとも触れ合も体験しました。
 また、ひよこ、モルモット、うさぎは女の子たちに人気でした。旭川市の「旭川動物園」は超人気ですね。
珍しい生き物がいました アカアシガメとケヅメリクガメ ナマコやヒトデに触れたかな
★<帯広エリア> 一塁側ブルペン出入り口付近駐車場
 帯広駅は十勝豚丼と十勝ワイン。ホルスタインの乳しぼり体験です。
 グッズや玉入れゲーム、ひんやりした濃厚な味のソフトクリームに長い列が出来ていました。
帯広駅に「C☆Bトレイン」が到着します 帯広は畜産が盛ん。隣りで十勝ワインも ホルスタインの乳しぼり体験も出来ます
★鎌スタグラウンドで今シーズン最後の試合に 
 グラウンドでは29日が対西武戦、21,22日が対ヤクルト戦で鎌スタでは今シーズン最後の試合でした。
 タレントの始球式やちびっ子たちのダイヤモンドラン、選手たちとの交流など、さまざまな演出やイベントが行われました。選手たちも整列し、シーズンの間の応援に感謝のエールで応えてくれました。
★雨竜米のお握り200個、カビーくんが配る
  鎌スタの北海道イベントは年間を通して行われてきました。鎌スタに来ると「北海道」が近くに意識されてきます。
 今年の鎌スタのテーマの一つは「食育」でした。ライト側空き地の「鎌ス田んぼ」で、北海道の雨竜米を育ててきました。この日、その収穫米をお握りにして、2軍マスコットのカビーの手から限定プレゼントがありました。
 先立つ6月27、28日の広島カープとの交流戦で、27日は「北海道雨竜町デー」として開催され、西野尚志町長による雨竜町の紹介と始球式も行われました。同町産米は有機米で有名で来場者先着300人に「雨竜米450g」ずつプレゼントされました。
収穫された「雨竜米」のお握り 「雨竜米」を育成した「鎌ス田んぼ」 6月27日の広島カープ戦は北海道雨竜町デー
★鎌ヶ谷市と北海道の交流深まる
 北海道新幹線の新青森・新函館北斗間が平成28年3月26日開業決定となっています。美唄町の「美唄焼き鳥」と、鶏のだしと玉ねぎの甘みがきいた炊き込みご飯「とりめし」が美味しかったです。北海道名物・松尾ジンギスカンの「ジンギスカン(マトン肉)」を食べながら、野球観戦ができる「鎌スタ☆ジンギスカンシート」も毎年好評で、今年も複数回開催されました。さらに市内の自動車会社ともコラボも開催も実現しています。(右下写真)
美唄町の特産品もゲットできました 新幹線が通れば本物の北海道も近くなる 7月11日、ジンギスカンシートと市内企業が協賛
★<ファイターズタウン鎌ケ谷>鎌ヶ谷市と北海道を結ぶアンテナ基地          
 清水聖士市長は8月16日・17日に行われた「札幌観光イベント」に出向いて、ファイターズの本拠地・丸山球場で鎌スタファームの田中幸雄監督に鎌ケ谷市の特産である梨をプレゼントしました。市職員、ファイターズタウン鎌ケ谷の職員らも、来場者先着1000人にも梨をプレゼントして、「梨の街」鎌ケ谷をPRしました。
 こうした交流を通じて、鎌ケ谷市は北海道に「近い街」になっています。ファイターズタウン鎌ケ谷は地元・中沢を始め鎌ケ谷市における「北海道のアンテナ」になっています。
 来シーズンも同スタジアムは北海道の町や村とのさまざまな提携イベントも計画されることでしょう。
 11月29日(日)にはファイターズタウン鎌ケ谷の最終イベント「鎌ケ谷ランフェスタ2015」が開催されます。市の広報「かまがや」にも詳細が載ってます。秋空の下、汗をかいてみませんか。
レポート・Y・T