新春の風受けて6歳から80歳まで2000人が走った!!楽しんだ
鎌ケ谷市における市民参加の最大イベント――
第40回 鎌ケ谷新春マラソン大会(鎌ケ谷市、市教委、市体協主催)が2015年1月18日、
福太郎アリーナ、福太郎スタジアムをスタート&ゴールに周辺の道路コースで開かれました。
2015年1月18日、第40 回 鎌ケ谷新春マラソン大会
 種目は小学生の部、親子の部、一般男子、同女子、中学生女子、同男子など学年、年齢別に2.2キロから10キロまでの距離を走る14部門に1.944人(組)の参加申込みがあり、それぞれに新春の走りを楽しみました。
10キロコース、一般男女の年齢別の5グループが10時20分、一斉にスタート。続いて3キロコースの中学生女子が10時37分スタート、
5キロコースには中学生男子、一般男女3グループが同38分にスタート、グラウンドを約一周して道路コースに飛び出していきました。
2.2キロコース、小学生5年生以上、4年生以下の男女、親子チームが最初に9時40〜44分に順次スタート
●プロ野球日ハムの選手3人も走る
 スタートに先立って行われた開会式では、御代川泰久大会会長(市体協会長)、清水聖士大会名誉会長(市長)がそれぞれあいさつ。さらにプロ野球北海道日本ハムファイターズの鎌ケ谷スタジアムから、5キロコースに出場する渡邉諒、石川亮、岸里亮佑の3選手が紹介され、3選手は今シーズンへの決意を表明しました。
 続いて中学生5キロの部に出場する鎌ケ谷中学2年の男子学生が、全出場選手を代表して「力いっぱい最後まで走り抜くことを誓います」と選手宣誓をしました。
御代川大会会長・開会あいさつ、大会名誉会長・清水市長祝辞、日ハムの3選手も今シーズンへ決意表明、鎌ケ谷中学の男子学生が選手宣誓
  5キロコースと10キロコースは五本松の信号十字路で合流。スタジアムまでは道路をセンターで2分して平走するコース
になります。先頭ランナーの前には、ライトを点滅して先導する白バイが来ます。沿道での頑張れ応援にも熱が入ります。5キロコースを走る日本ハムの岸里、渡邉、石川の3選手も上位集団で通過していきました。
五本松の十字路からアリーナへ向かう直線コースは5キロ、10キロコースが並走します。応援家族も多く、ランナーも応援も力が入ります。
 ●「がんばれ」ゴールは、もう目の前だ!!
 小学生、親子の部は早くもゴールです(写真左、中)。お母さんの「ガンバレー」の声に一段とスパートするお子さんもい
ます。親子組の、へばったお父さんを置いてお子さんがゴールに着ても、お父さんがいません。お母さんが「お父さんは、何処に行ったの」と声をからしますが、お父さんはなかなか姿を見せません。
 開会式、スタート時には凍っていたグラウンドも、5キロ、10キロコースの完走者が続々ゴールするころには、かなりぬかるんできています。(写真右)
 大会には「リグによる自動判定システム」が採用されています(10年ほど前から実施している)。選手がゴールラインを
通過するたびに、両側に設置されたアンテナが選手のナンバーカードに付けられたリグを感知して、脇のパソコンに瞬時に記録されていきます。
 ナンバーカードの下部に付けられたリグを切り取り「記録証発行所」の係員に渡すと、直ちに備え付けの印刷機から氏名、順位、タイムがプリントされた「記録証」が発行されます。
ゴールラインを越すとアンテナが感知しパソコンに記録される。お疲れさんでしたと給水し、記録発行所でリグを渡すと直ちに「記録証」が発行される
 親子、家族、団体出場の選手たちは頑張った「記録証」を手に喜びを共にしています。出場者にとっては上位表彰者に入
れなくても、走った個人記録が手元に残ることは素晴らしい表彰状になります。
 ちなみに5キロコースに特別参加の日ハム3選手の記録は岸里選手20分35秒、渡邊選手20分36秒、石川亮選手22分45秒でした。(鎌スタリポーターのWebから)
「記録証」には大会名、走ったキロコース、名前、ナンバー、タイム、順位、天候、気温、湿度が印刷されている。表彰式はアリーナ内で行われました
●市民参加の鎌ケ谷市最大イベント
 レースには順位と記録を狙う高校生、中学生らがトップグループを構成していましたが、仮装ランナーや親子で楽しむグループ。体協参加のスポーツ団体が走ったり、会場係、道路コースの案内・交通監視などに協力していました。協力団体、市民ボランティア、出場参加者数、年代も6歳から80歳まで幅広い参加など、市内のイベントとして最大規模となっています。
 40回記念となった今年の新春マラソン大会。参加者には記念として参加賞のほか、市のマスコットキャラクター「かまたん」と日本ハムファイターズのキャラクター「カビー」がデザインされた記念タオルがプレゼントされました。
レースを楽しむ仮装ランナーも登場、沿道の拍手を浴びていました。親子の部門には上記のような組み合わせも。カビー君と楽しむ家族もいます
 なお、2014年の新春マラソン大会は福太郎アリーナの耐震工事など、施設環境が整なわず中止になっていましたので、今大会は2年ぶりの大会でした。
レポート Y・T