毎年この時期は、市内各地の商店会が主催する「商工まつり」が催される。
7月26日(土)、新鎌ケ谷のイオン鎌ケ谷ショッピングセンターの正面駐輪場に地元商店会「中央商店会・新鎌ケ谷ふれあい街づくり協同組合」が合同による納涼祭りを正午から午後5時まで開催された。買い物ついでに親子連れで納涼祭りの会場を訪れ、模擬店で売られてる焼きそば、かき氷などを買い求め、また会場では地元の団体による笑福おどりやよさこいソーラン踊りなどのイベントショーなども行われ、夏休み中の子ども達や親子で楽しんでいた。
また当日と翌日曜日の二日間に渡り開催される、東武鎌ケ谷駅西口と東口及びその周辺で、「鎌ケ谷駅前ふるさとづくり推進協議会 」主催による夏祭りイベントが夕方4時から午後9時まで開催された。西口ペアーロードには、道路の両側にたくさんの地元商店の模擬店や露店(子供向けのおもちゃ販売、金魚すくい、輪投げ、射的など)の他、生ビールや焼きそば、フランクフルトソーセージ、かき氷、ソフトクリームなど夏祭りに欠かせない各種スナック食品も販売されていた。夏祭りに来た子ども達や小中学生の浴衣姿は可愛らしく、夏祭り会場の雰囲気を盛り上げている。若者や親子連れの市民も多く夏祭り会場はにぎわっていた。
東口ロータリーには、休憩用のテーブルとイスが何組も設置されて、市民が思い思いに夏祭りの楽しいひと時を過ごしている。また、ウッドデッキ広場には地元自治会による盆踊りの櫓が建てられ、地元の太鼓演奏グループが参加して盆踊り大会を盛り上げていた。櫓の周りでは地元のご婦人方による盆踊り輪が出来ても周囲の人はなかなかその踊りの輪には加わらず、周りに大勢の人垣ができているのは少し残念な気がした。東武野田線鎌ヶ谷駅高架下にもたくさんの模擬店や露店が立ち並び、美味しそうな食べ物を求めて長い行列ができていた。
日ごろは東武鎌ヶ谷駅周辺も、通勤の行き帰り以外は日中でも人通りが少ないので、こうした毎年夏に開かれる商店会のイベント開催により鎌ケ谷市民も、夏祭りや秋のよさこいソーラン踊りなどのイベント参加や見学を通じて、地域住民相互のふれあいを感じ、自然に郷土愛が培われていくのではなかろうか。当日の天気予報によれば関東北部は天気が荒れ模様で、東京やその周辺でも集中豪雨が発生しており、夏祭り当日も雨が心配もされたが午後7時30分ぐらいまでは何とか天気も持ったが、その後は雷音と共に鎌ケ谷市内も集中豪雨に見舞われた。幸い筆者はその少し前に取材を終えて自宅に帰っていたが、ほどなくして集中豪雨となったので、夏祭り会場にいた市民や出店者の皆さんもずぶぬれになって、一時商店街の軒先に雨宿りされた事と思う。幸い集中豪雨の時間も30分ほどで去って、あたりはかなり涼しく過ごしやすい夜を迎えて、この夜は筆者もぐっすりと寝られた。 商店会の「商工まつり」は、この後、大仏南通り商店会が7月28日(日)、大仏商店会が8月3日(土)、さんちく会が8月4日(日)、東中沢商店会が8月11日(日)と続く。 また、8月3日(土)には、航空自衛隊下総航空基地で柏市が主催する「花火大会」が催され、約3000発の花火が打ち上げられる。この日は子どもや親子連れを対象とした「夏の夜空を彩る花火」を市役所屋上で見よう!イベントが行われ、小学生と保護者を対象に合計100名が抽選で選ばれ、花火を見学することが出来る。同日周辺の松戸市、市川市、幕張、江戸川区でも花火大会が催されるので、市内でも遠くに花火を見ることが出来るので楽しんで欲しい。 |