日常市民の活動の場として、広く利用されている市の公民館で「ふれあいまつり」が中央公民館(三橋記念館)で平成25年2月23日(土)・24日(日)の2日間にわたって開催された。

 この”ふれあいまつり”は市内にある他の各公民館・コミュニティーセンター等でも順次開催されている。日頃公民館で活動している、サークルや地域のボランティア団体、小・中学校の生徒たちが地域の市民の方たちと楽しくふれあうイベントである。

 中央公民館のこの”ふれあいまつり”も中央公民館前の元鎌ケ谷ショッピングプラザも建物は撤去されて、空き地となった場所には現在重機が入って工事中である。今年の12月頃には新しい建物が建設され、地下1階は駐車場で地上2階部分まではヨーカ堂のスーパーマーケットが入り周辺の市民の買い物も元通り便利になる。そして3階から5階までは、新しく鎌ケ谷市の本格的な文化ホール(客席数524)と3階部分に中央公民館部分が移転する。

 2月の”ふれあいまつり”は@ふれあい広場・模擬店(正面玄関前)で焼きそば、フランクフルト、綿あめ、くじ引き、ポップコーン販売に、』鎌ケ谷中学校若草学級の皆さんのお菓子や・小物の販売を行っている。

シルバー人材センター活動紹介 2階展示場の生花展示 日本語サークルの活動紹介
手編みの会作品展示に市民も関心 生花展示コーナー 絵画の展示に多くの市民が見学

 次に、展示と体験コーナー(2〜4階)では、絵画、写真。手芸等の展示のほかに、脳トレーニング、けん玉のコーナーもあってチャレンジするのも面白い。筆者も昨年も『脳トレ:いきいきサロン』で教材を用いた脳活動の状態を調べてもらったが、今年も主催者である鎌ケ谷学習両方普及会の女性の方に教えていただいて、手先と頭の回転力を試してもらった。テストは2種類で@数字盤で100個の数字を書いた丸いオセロゲームの様なコマをランダムに積み重ねられたコマを手に取って、盤上に記載された数字に合わせて載せていく。普通の人では5分以内に完成すればOKだそうだ。筆者の場合は3分27秒であった。またAストループも紙の上に書かれた「くろ」「あか」「きいろ」「あお」の文字は、それぞれ文字の色と書かれた字の色は違っている。それを順番に左から右に指さしながら書かれた文字の色を発音していく。しかし「くろ」という文字は時には青色で書かれているので、正解は「あお」である。頭の中で時々混乱して間違ってしまう。今回は51秒だったが普通は1分以内にできればいいそうだ。2つの脳トレテストを終えて、女性の指導員の方からまだ頭は柔らかいですねと褒められた。(ちなみに筆者は70歳である)

2階廊下に子どもギャラリーの作品展示も 脳トレーニングのコーナー 指導員から脳トレの指導を受ける
老人や施設へ絵手紙を送る活動 フラワー作品の展示即売 フラワーアレンジメントの作品展示
東葛山の会の活動展示 おたよりぶんぶんのコーナー 和装の展示コーナー

 4階は中央地区社共コーナーでふれあい喫茶・遊びの広場が23日(土)のみ開催された。

南米ケーナーの演奏(1) 南米のフォルクローレを演奏(2) 緩やかな曲に合わせて踊る
高齢者の方も元気なおても座の踊り 笑福踊りを披露するおても座の皆さん 全員で元気によさこいソーランを踊る

 何と言っても、この”ふれあいまつり”のメイン行事は日ごろ中央公民館を利用してサークル活動など行っている、団体の発表会だろう。地下の視聴覚ホールで各種のダンス、踊りや楽器演奏、コーラスなど盛りだくさんの発表があった。市民にとって可愛いい子どもたちのジャズダンス、子ども太鼓、鎌ケ谷小学校の音楽部も参加して演奏を披露した。

ベリーダンスのメンバー エキゾチックな中東音楽に合わせて踊る 素敵なコステューム
今年は参加3回目のダンスチーム 観客も美しくエキゾチックな写真をパチパチと撮影 エキゾチックで女性の持つ豊かな個性が輝く踊り

 最終日となる午後の発表会では、南米のケーナ演奏、笑福踊り、ダンス、ベリーダンスなどを見る機会があったが、実に出演者の皆さんも楽しそうに演技をしていたし、観客の市民の方たちも大きな拍手で出演者に応えていた。