先日の寒波による雪がまだ市内の道路のあちこちに固まった雪が残る中、新春行事の大きなイベントとして毎年鎌ケ谷市内で行われる「新春鎌ケ谷マラソン大会」が1月20日(日)福太郎アリーナ(市民体育館)で開催された。
当日は快晴に恵まれ朝から相当の冷え込みだったがマラソンをする人たちにとっては、かえって走りやすいコンディションではなかったかと思われる。 福太郎アリーナ(市民体育館)の周りには、子供らその保護者の家族の方たちがカメラを片手に大勢の人々が集まり、スタート地点近くでは前にも進めない状況であった。今年の陸上競技場は残雪でグラウンドが閉鎖されて、スタート地点とゴール地点が福太郎アリーナーの建物近くに移った。 スタート地点は市民体育館駐輪場脇の道路、またゴールは体育館敷地内の陸上競技場と接する構内の道路となった。
マラソン大会会場内には、総合案内所や食べ物・飲み物を売る露店やスポーツ用品を販売するお店も出店していた。 新春鎌ケ谷マラソン大会は、:@2.2Kmコース A3Kmコース B5Kmコース C10Kmコースの4種目で、最初に小中学生の部で午前9時30からスタート。特にわが子が出場する小中学生の部には、応援しようと家族連れで大勢の市民がスタート地点道路わきに集中した。
何と言っても、この鎌ケ谷マラソン大会のハイライトは一般市民の成人が参加する10Kmマラソンである。午前10時20分競技用ピストルの轟音1発、1000人近くのマラソンランナーたちが一斉にスタート。10Kmマラソンコースでは先頭に地元警察の白バイ2台が先導して走る本格的なものである。むろん最後尾には救護用の車両も伴走し、マラソンランナーの中で体調を崩した人たちの救護も行われる。マラソンコースにはボランティアのコース誘導員など多くの人たちの協力があって、このマラソン大会も運営されている事を忘れてはなるまい。
毎年このマラソン大会には2000名の募集枠があるが、すぐに定員に達してしまう、人気の競技大会である。 先発した小中学生子どもたちは、それぞれ参加したコース毎に入賞者の賞状や参加者全員に疾走証明書を受け取り、お互いに見せ合い自慢をしていた。
一般市民(成人)の参加する10Kmマラソンコースは、老若男女の皆さんが中にはコステュームを付けて走る人など。 参加者の中には、入賞や疾走時間の記録を競うために走る人のほか、健康のために時間は気にせずマイペースで走るひとなどさまざまである。昨今は東京マラソンの様に42Kmフルマラソンに挑戦する人もたくさんいるが、健康のため市内の新春マラソンが年々盛んになっていくのは走る人も見て応援する人にとっても楽しい新春行事の一つである。 レポート:S.K
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