今年で3回目となる「とっこめ桜まつり」は、4月7日(土)午前11時から午後3時まで市の貝柄山公園馬の銅像のある付近で行われた。鎌ヶ谷市内では桜の開花も今年は寒さのせいか、少し遅れていたが開催日当日は、天候に恵まれ、絶好のお花見日和となった。
朝から、会場となった貝柄山公園では多くの市民がお花見を兼ねて、会場に集まり今年が3回目の開催となる「とっこめ桜まつり」を楽しんだ。この催しは「国史跡下総小金中野牧跡周知普及実行委員会」が主催したもの。 この貝柄山公園での「桜まつり」は昨年の東日本大震災により開催を自粛して中止となって以来2年ぶりに開催されたもの。「国史跡下総小金中野牧跡」をPRするための行事は、その他に@4月21日:とっこめバスツアー「横浜馬を巡る旅」A5月12日:とっこめ寄席B5月19日:とっこめ塾「見て聴いて知る国史跡」などが予定されている。
会場には野点のお茶席が設けられ、お手前が披露された。また隣の場所にはお琴の生演奏もなされて、のどかな琴の音が会場内に聞こえた。馬の銅像付近では、子ども達が子馬(ポニー)の乗馬体験も出来るコーナーもあって、子ども達が乗馬を楽しみに長い行列が出来た。また、主催者側で用意した下総小金中野牧跡の「とっこめ」を紹介するコーナーや子ども達が馬の絵を描くコーナー、とっこめミニ展示、市の国史跡キャラクター投票箱、鎌ケ谷市レクレーション協会の輪投げや竹馬、ぽっくり下駄遊びや竹で作る「ぽっくり下駄」作りも行われた。会場内には各種模擬店も出店して、子どもに人気の綿あめ、野馬捕りめし(昼食用の弁当)、焼きソバ、お好み焼きなどが販売されて、人気の模擬店には長い行列も出来ていた。
貝柄山公園の桜は8分咲き程度で、10日頃が満開となるようだが、それでも会場から少し離れた公園内にはお花見に来られたグループ(県人会)や家族連れが何組か、お弁当を広げながらお花見を楽しんでいた。 (レポート:S.K)
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