今年で第8回となる『桜まつり』が4月1日(日)に市制記念公園で開催された。このイベントは市内のNPO法人各団体が加盟する鎌ケ谷市NPO連絡協議会(五十嵐 實理事長)が主催し、新鎌ケ谷商店会、鎌ケ谷ライオンズクラブ、はなこうネットが協賛し、南初富連合自治会が後援した。
当初3月31日(土)を予定していたが生憎の荒れ模様の天気予報が出たため、急遽開催日を順延して4月1日(日)に桜まつりを開催した。前夜の強い雨風が治まり、朝から快晴で時折り突風が吹いてはいたが、残念な事には桜の開花にはまだ早すぎて(市内の満開時期は4月7日ごろ?)、桜の蕾の膨らみは見られるが殆ど公園内の桜の木は開花していなかったことである。それでも午前中から梅や寒桜を楽しむためか、何組かの家族連れの方たちが公園内で野外パーティを楽しんでいた。
当日は、午前11時30分ごろから毎回出演してくれる「匠太鼓」の若いメンバーが、朝から元気な太鼓演奏を披露してくれた。丁度正午より、司会の阿部氏の進行で五十嵐理事長が「桜まつり」開催の宣言を行った。 来賓挨拶としては、鎌ケ谷市市議会議長の池ヶ谷氏が挨拶をされた。続いて、本日この桜まつりのイベントに出場する各団体代表者の紹介と挨拶があった。
『第8回 桜まつり』の楽しい催しに出演協力してくれたのは、市内の4グループであった。@太鼓演奏の匠太鼓 Aよさこいソーラン 鎌ケ谷孔雀連 BNPO法人 童謡文化を広める会 C沖縄民謡と三味線の演奏 であった。午前と午後に演奏や唄の披露をしてくれた。 午前中は天気も良く、市民の出足も良くて公園入り口付近で行う「桜まつり」イベントにも、多くの市民の方たちが立ち止まり、出演者達のパーフォーマンスや勇壮な太鼓演奏などを楽しんでおられた。
また、この会場には模擬店も出展し、焼きソバ、フランクフルトソーセージ、綿菓子、手作りクッキーやケーキの販売などが行われた。参加店は@仁陣 ANPO法人 鎌ケ谷工房 BNPO法人 きらら CNPO法人 緑と大地の会(初参加) Dノーブルクリエーション(初参加) Eカラオケ居酒屋MIKAZUKI(初参加) Fヒューテック であった。
今年も、主催者側で東日本大震災の被災者の方たちへの義援金募集も行われていた。当日集まった義援金は市役所の義援金受付担当窓口に届けられる。
この「桜まつり」も8回を重ね、この時期、市民には桜まつりのイベントを楽しみに、市制記念公園に来られる方も多いのではなかろうか。しかし、一番難しいところは”桜の開花”状態とその日の天候により大きく来場者の数が変わることである。主催者側としてもこの点が一番悩ましいいところであろう。来場された市民や家族連れ、お年寄りの方たちが、この桜祭まつりを見られて凄く楽しんでおられる姿は、主催者や出演者にとって何よりのうれしい励ましである。 (レポート:S.K) |