平成24年1月26日(木)、鎌ケ谷小学校の午後の授業で2時間ほど4年生と6年生の生徒が体育館に集まり、地元の琴演奏グループの協力により授業の一環として、この小学校の卒業生でもある大先輩の太田尻はる子さんとそのお弟子さん4名による琴の演奏が行われた。 この小学校での授業にお琴の演奏家が協力したのは、以前行われた鎌ケ谷市フィルハーモニーとお琴演奏の春奏会のコラボレーションのすばらしさを、同校の先生が聞かれて感激され、是非今回は鎌ケ谷小学校の生徒達に聞かせたいと太田尻さんにお願いして実現したもの。 このお琴の演奏は春奏(シュンソウ)会の皆さんの協力によるもの。お琴の説明や琴の弾き方については、地元の方が2名応援に参加された。
午後の授業で、体育館には4年生と6年生合わせて約400名ほどが集合し、琴の演奏と琴の弾き方について、大田尻さんから説明を受けていた。広い体育館でマイク無しの音響について最初音が聞こえにくいのではなかと心配されたが、実際に5台のお琴の合奏が始まると全くそのような心配は無用で、体育館に琴の音が響き渡った。
お琴の演奏は「さくらさくら」と他1曲の演奏の後、4年生たちは退場し、体育館に残った6年生の生徒達は、体育館内に説明用に置かれたお琴の回りにグループごと集まり、お琴の演奏者の方たちから和楽器の説明と、実際に琴を弾く指導を受けていた。また、「さくらさくら」のワンフレーズにも各自が初めて琴の演奏にチャレンジした。生徒達はこのお琴を弾く体験を授業としても楽しんだようだ。 この授業の体験学習として最後は、お琴の演奏グループの方達と6年生全員で、お琴と笛の合奏による「ふるさと」の曲を演奏した。卒業を3月に控えた6年生たちにとっては、記憶に残る楽しいお琴の体験学習となったのではなかろうか。 (レポート:S.K)
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