2011年夏の”商工まつり”市内各地で開催!




 今年、3月に起きた東日本大震災後、市内でも祭などのイベントは自粛されて、何か町の活気が消えたような感じがしたが、これは筆者だけではあるまい。

 あの大震災から約5ヶ月経過して、ようやく鎌ケ谷市内でも少しづつまだ規模は小さいがイベントが復活されてきた。既に学校も夏休みに入り今月は市内各地の商店会で、鎌ケ谷市商工会が主催し、各商店街が自主的に開催する「商工まつり」が開催されている。

ペアーロードを歩行者天国に ソーセージの模擬店 綿飴に行列
菓子類の模擬店 友達とまつりを楽しむ 金魚すくいに子どもは夢中

 毎年、規模の上では一番出店数も市民の動員数も大きな、東武鎌ケ谷駅前商店街振興組合の東武鎌ケ谷駅前の西口ペアーロードと東口広場では、7月30日(土)多くの加盟店のお店が、自店の店先にそれぞれ趣向を凝らした模擬店を開き、午後3時から夜7時まで開催される。

幼稚園生も参加 太鼓に合わせて円陣を ゲームに興じる子ども

 今年は、3月の大震災で地震や液状化現象で家屋に大きな被害を受けた香取市などのからも地元産品販売のため特別参加をしていた。被災地の商品を復興の応援をしたいとの気持ちで、市民の方たちも商品を買い求めていた。

被災地のお店も参加 被災地産品購入に協力 お団子の模擬店
駅西口のおもちゃ売り場 東口を浴衣姿で歩く少女達 東口広場で次の催しを待つ市民

 夏祭りには多くの市民が集まり、そぞろ歩きしながら駅前の幼稚園生の踊り、よさこいソーランや中学生のブラスバンドなど楽しんだ。夏休み中の小中学生などは浴衣に着替えて、少し大人っぽい姿で友達と夏祭り会場を楽しそうに買い物やゲームなどを楽しんでいた。

 また、翌日の31日(日)は、もどり梅雨で曇り空の中、イオン鎌ケ谷ショッピングセンター前広場で地元商店会(新鎌ケ谷商店会と中央商店会)が合同で、新鎌ケ谷”商工まつり”を開催した。ショッピングセンターに買い物に訪れた市民の方たちも、”商工まつり”会場でゲームを楽しんだり、カキ氷、焼きそば、イカ焼きなど買い求めていた。

新鎌ケ谷の商工まつり会場 親子で射的に興ずる 冷たい飲み物を買い求める少女
香ばしいイカ焼きが食欲をそそる 焼きソバの模擬店 スーパーの買い物客も立ち寄り

 7月中の商工まつりイベントはこれで、全て終わるが、毎年秋に行われる”YOSAKOI鎌ケ谷”が今年は実施されないのが、少し残念である。

(レポート:S.K)