市生涯学習センターまなびぃプラザに於いて「まなびぃフェスタ」が開催された。今年のテーマは『みんなで集おう』である。 2月19日(土)午前10時より開催された、この「まなびぃフェスタ」は市の生涯学習センター(まなびぃ)、男女共同参画推進センター、市民活動推進センターが市民と協力して毎年開催する「まなびぃフェスティバル」である。
会場は1階のホールに@販売コーナー A団体紹介・展示コーナーが設けられて、販売コーナーでは市民団体の手作りの品、鎌ヶ谷の野菜、ミニ観葉植物、軽食(クッキー、お団子、おにぎり、コーヒーなど)の販売も行われた。また団体・展示コーナーでは男女共同参画関係団体、市民公益活動団体など参加19団体の活動紹介パネルや市民活動推進センターのパネル展示も行われた。 イベントの開始は午前10時より、文化・スポーツ活動で活躍された人たちの表彰も行われた。また、正午前には来場されている市民の方や子ども達が「チーバくんとNPOクイズ」で楽しんだ。この日は午前中200名近くの市民が会場に集まり、盛況であった。
午後から2階の研修室で千葉県男女がともに担う地域づくりセミナーとしてタイトルが少し長い「子育てを楽しもう!パパもママもじぃじぃもばぁばぁも、地域も一緒になって」と題してセミナーが開催された。 このセミナーの冒頭には清水市長も挨拶をされて、ご自身のご家庭でも父親の居場所が無くなってきていると話された。
このセミナーの講師を務めるNPOファーザリング・ジャパンの村上 誠さんは、自由業の傍ら専業主夫として4歳のわが子の育児や実母の介護などに携わり、NPO法人ファーザリング・ジャパンの活動と共に、いちかわファミリーフェスタ実行委員や船橋市公認の「パパ育児サークル」を設立して多方面で活動されている。 このセミナーの中で、村上氏は、今話題になっている”イクメン”が注目される背景や、父親が育児に係るメリット、共稼ぎ夫婦が抱える子育てについて”イクメン”パパが果たすべき役割、少子高齢化が急速に進む社会で、”じぃじぃもばぁばぁ”も一緒に子育てに参加、子育てをする父親同士の交流、地域の高齢者(祖父母世代)との交流の必要性など、将来的には地域社会で子どもを育てる環境づくりの必要性を述べられた。 (レポート:S.K)
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