今年第36回となる市民夏まつりが市制記念公園で開催された。 従来の貝柄山公園会場から市制記念公園に移って今回は2回目となる。
市民夏祭りのイベントも毎年充実して、今年のフリーバザールの模擬店出店数は70店(食品販売・物品販売・遊び・その他)と市制公園内をほぼ埋め尽くすほど盛況で、開催当日の来場者数も1万人を越える多くの市民が集い、夏休み最後の市民夏祭りを楽しんだ。 市民夏祭り会場は、正面ゲートを入ると右手に大会運営のまつり本部と警備本部(警察・消防)が設置され、管理事務所前のD51の近くに「ロードトレイン」会場、親子で園内を一周。 《市民夏まつり会場図》はこちらを参照 フリーバザール会場は市制記念公園内の野球場の周りを1周するような配置で、フリーバザール参加店が立ち並び、市民夏祭りに来られた人たちに声をかけ自店への立ち寄りや商品・食品の買い上げをすすめていた。
午前中から気温もグングン上がり猛暑日となったが、会場では公園内の木陰に入れば日差しも和らぎ、涼しさを感じられる。何といってもこの夏まつりは70店あまりの模擬店で、その中でも食べ物を扱うお店が多数を占め、カキ氷、餅つきの実演販売、焼き鳥、生ビール、冷たいジュースや飲み物、焼きソバ、フランクフルトソーセージなどが定番商品として良く売れているようだ。
今回のイベント会場は、昨年よりも規模が拡大して野球場内と隣接する広場に「遊びの広場」では昔遊び・フロートロープ、「中央ステージ」では市民参加による色んな出し物が演じられていた。県内市の木付近には「フワフワトランポリン」も設置され、子ども達が大きなトランポリン内で楽しそうに飛び跳ねていた。また管理事務所近くには「冒険広場」が設けられザリガニ釣りに親子で興じているほほえましい姿が見られた。
野球場の芝生の上では、この市民夏祭りで人気のある、「もち投げ」や「さるの演芸」などが行われた。球場内の観客席にはテントが張られて猛暑の中で日差しを避ける配慮もされていた。午前中には地元の小学校や中学校生徒による吹奏楽などバンド演奏の他、富山県人会による民謡踊り、陸上自衛隊高射学校音楽隊とガールスカウト第54・56団による行進、午後からは地元「孔雀連」によるよさこいソーラン演舞などが行われた。
今年の市民夏まつりも回を重ねて36回、鎌ケ谷市民の10.7万人近くとなって新しくこちらに移ってこられたニューカマーの市民の方たちも、きっと地元のこの様な夏まつりを楽しまれ、地域との一体感を少しは感じられたのではなかろうか。 8月最後、市民夏まつり開催中の催しも朝からの猛暑で熱中症が心配されたが、幸いにも事務局側の話では「熱中症」による被害も僅かで、直ぐに回復されたということだった。 (レポート:S.K) |