今年も鎌ケ谷市商工会加盟の各商店会で「商工まつり」が行われる。 鎌ケ谷市内6地域の商店会(東武鎌ケ谷駅前商店街振興組合、大仏南通り商店会、さんちく会、東中沢商店会、中央商店会、大仏商店会)が7月24日から8月4日に及ぶ期間中、夏祭りを通して各商店会加盟のお店と市民との楽しい交流の場を作り、地元商店街の活性化と街づくりに貢献しようというもの。 東武鎌ケ谷駅前の西口ペアーロードと東口広場では、多くの加盟店のお店が、自店の店先にそれぞれ趣向を凝らした模擬店を開き、夕方から夜9時まで開催される夏祭りに、周辺の多くの市民が親子連れや、浴衣を着た可愛い女の子、女子中学生や高校生など友達と連れ立って、露天で売っている飲み物や、カキ氷、焼きソバ、ソーセージなど片手に、夏祭り会場を楽しそうにブラブラ歩き。
今年の夏は世界的な異常気象の影響か、梅雨明け後の猛暑で日中36℃近くにも温度が上がって、夕方4時からの開催とはいえ、歩道はまだ照り返しがきつく歩いていても汗がだらだらと全身から噴出す。若者や大人たちも、焼き鳥と生ビールや缶ビールで喉を潤していた。
西口駅前では、幼稚園児たちによる太鼓演奏や、子供みこしなども会場内周辺を練り歩き、それに親たちが写真撮影のためか周りをしっかりと取り巻き、神輿を担ぐ可愛い子供達の姿を余り見られなかったのは少し残念だ。東口では日が落ちてから盆踊りの櫓の周りで、商店会と婦人会や市民参加で恒例の盆踊り大会が催される。それまでは東口ローターリー周辺で、地元の笑福おどりのメンバーによる軽妙な踊りや、太鼓演奏、地元グループによる「よさこいソーラン踊り」が祭りを盛り上げる。
日頃は、東武鎌ケ谷駅周辺も通勤時間帯を除き、日中の人通りはめっきりと少ないが、この夏祭りの時期だけはこんなにも市内に人がいたかと思うほど大勢の人が繰り出し、街の賑わいを取り戻していた。 子ども達も、ちょうど夏休みの最中、親子で鎌ケ谷市内各地で開催される夏祭りに顔を出してみるのも親子の対話の良い機会ではなかろうか。 (レポート:S.K)
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