2010年1月17日(日)凧揚げ会場としては最適の広大な海上自衛隊下総航空基地に於いて、タイオンズクラブ12クラブ主催による「新春凧揚げ大会」が鎌ケ谷市内や周辺市町の親子も含め1500名以上の市民が参加して、当地では初めての凧揚げ大会が開催された。
午前10時の開会前には、鎌ケ谷市、白井市、船橋市、柏市、その他の地域などから多くの市民や子ども達が凧を持って集まり、広い飛行場で早くも凧揚げに興じる姿も見られた。当日は快晴で飛行場から遠くに白雪をいただいた富士山の姿も見ることも出来た。
第一格納庫内に設けられた開会式会場では、主催者側地元(鎌ケ谷市)ライオンズクラブを代表して大会委員長の狭山氏が開会の言葉を述べ、続いて凧揚げ会場の場を提供してくれた海上自衛隊下総航空基地の昌子下総教育航空隊司令から歓迎の挨拶がなされた。来賓代表として地元鎌ケ谷の清水市長の挨拶ほか、柏市の河合教育長、横山白井市長も出席された。
今回初となる「新春凧揚げ大会」は、地元ライオンズクラブはじめ周辺市町のライオンズクラブメンバーも参加した大規模な催しで、周辺市町の小学校にも児童の参加を呼びかけ実施したもの。 開会式終了後、格納庫前の広い飛行場でさっそく親子で凧揚げを楽しんでいた。凧揚げと並行して格納庫内ではお楽しみイベントが、地元や船橋市内のボランティアグループの協力によって催され、@こども和太鼓「高野太鼓」 A船橋ばか面踊り B日本の遊びコーナー(けん玉、コマ回し、羽根突き、ベーゴマ) C紙芝居 D餅つきと 参加者には黄な粉餅が無料配布された。
また、印象的だったのは今回の海上自衛隊下総航空基地で「新春凧揚げ大会」に協力するため、基地内の隊員の方たちが、会場への車の誘導や、自衛隊航空機見学コーナーでの説明や基地活動のプレゼンテーションなど熱心に、来場された多くの市民の方に丁寧に説明対応されている制服姿が何かさわやかな感じを受けた。
筆者も、今回の凧揚げ大会取材で初めて下総航空基地内に入って施設の一部を見ることが出来たが、飛行場とはいえ滑走路の周辺には1本の電柱も無くて、子ども達にとっては電線に凧が引っかかる心配も無く、絶好の凧揚げ会場である。可能ならば是非毎年この様な「凧揚げの場」が子ども達に提供できるようご協力願いたいものだ。 (レポート:S.K)
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