2009年の師走、26日(土)NPO法人きららの「お楽しみ会」が午前10時より総合福祉保健センター6階大会議室で開 催された。 今年は、「きらら」の活動も11年目に入って、「きらら」に通う子ども達も成長して当日の司会なども、高学年の子ども 達が立派に務めていました。また、本年4月に”地域活動支援センターおんりぃ1”と名称が変わって、そこで働く所員・スタ ッフも新しい気持ちで仕事に取り組んでいると松村理事長から挨拶があった。
当日の来賓には、清水市長及び教育長他市会議員の方や、市職員、市内のNPO法人と「きらら」の活動を支えてくれるサ ポーターの方々など紹介と挨拶がなされた。
お楽しみ会の会場内には、このイベント開催準備のため障がいを持つ子ども達やお母さん、スッタフの努力もあって、この1年間の「きらら」活動の歩みや、「地域活動支援センターおんりぃ1」活動の歩みなど、他にも可愛い手作りのポスターや切抜きの絵などで飾られ暖かい雰囲気が感じられた。 プログラムの最初は「きららの発表会」で子ども達が「あわてん坊のサンタクロース」のクリスマスソングを歌ってくれた。
きらら お楽しみ会で、毎年恒例となった記念写真を全員で撮影。
3番目のプログラムでは「お母さんたちの発表会」 が行われ、楽しい音楽に合わせてお母さんと子ども達が楽しそうに舞台の上で踊りを踊った。余りに楽しい踊りなので客席からアン コールの呼び声がかかり、今度は客席の子ども達も舞台に上がって、皆で踊りを披露してくれた。
このお楽しみ会では子ども達が楽しみにしている人形劇で、お馴染の歌「おサルのアイアイ」とデズニーの魔法使いの弟子の様な人形劇「魔法使いと弟子」、最後は「花と青虫の自然美を表した人形劇」などを「青い鳥」人形劇団の 皆さんが披露してくれた。子ども達は人形劇の舞台を見上げて、人形の動きに見入って、特に魔法使いの弟子が水汲みをほうきにさせが、水汲みを止める呪文を忘れて水があふれるシーンでは子ども達が自分たちの事の様に、声を上げて人形劇と一体 化している姿を見てこの子ども達の純真な気持ちを感じた。
紙芝居「山姥」と絵本の朗読がNPO法人感声アイモにより、鎌ケ谷市内で初め て子ども達に披露された。紙芝居をする菅原氏の抑揚のある大きな声と登場人物の声の使い分けにより、3人(山姥・和尚・小僧)の登場人物が まるでそこにいるかの様に話しかけ、子ども達を紙芝居に釘付けにしていた。
これで午前の部は終了し、会場内にテーブルを並べて全 員で昼食を頂くことになった。午後の部は、 @「匠太鼓」の和太鼓演奏 A「きらら」スタッフの発表会 B地域活動支援センターおんりぃ1の発表会で全ての発表が終わった。 NPO法人きららによる「お楽しみ会」は市内や近郊に居住される、障がいを持つ子ども達やその家族の方が参加して毎年この様な発表会が催される事は、市民への心身障害児童福祉活動の現状を理解してもらい、その活動を支援してもらう良いPRの機会ではなかったかと思われた。 (レポート:TOMY)
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