平成21年10月18日(日)毎年恒例となっている、鎌ケ谷市福祉健康フェアが総合福祉保健センター全館と市役所1階 市民ホールを使って開催された。今年のテーマは「”支えあい” 広がれ 福祉と健康の輪」である。福祉健康フェアの主催は鎌ヶ谷市福祉健康フェア実行委員会、鎌ケ谷市・鎌ケ谷市社会福祉協議会が行い、今年の参加団体は昨年とほぼ同じ43団体であった。 福祉健康フェアの会場となった、市役所1階 市民ホールでは福祉に関係する協議会、NPO法人や福祉ボランティア団体など24団体が手作りの菓子類や小物、手工芸品、陶芸品、野菜、花の苗等を販売し、売り上げは各団体の活動資金に充当される。市民ホール1階入り口付近では「ゆうゆう四季の会」による車いす体験も行われていた。
今年は、昨年まで行われていた「スタンプラリー」は行われなかった。 1階の市民ホールから総合福祉保健センターに至る渡り廊下には、各福祉団体の協力で絵画など作品が展示され、また2階の福祉相談窓口となる通路側事務机の上には生花の作品も展示出品がされていた。
総合福祉保健センターの1階は受付と休憩所が設けられボランティア団体「味 匠の会」によるサンドウイッチの販売も行われ、また同じフロアーでは手話体験コーナーも設けられていた。 2階は身体障がい者が働く「とまと・はうす」の軽食・喫茶や、身体障がい者福祉センターの作品展示(油絵・水墨画・生花)も行われている。
3階は『健康と体験コーナー』で、今年初めて行われた「赤ちゃんハイハイ大会」は参加希望者も多くて人気があり、ゴールに向かってハイハイする赤ちゃんにお母さんが声を掛けるが、なかなか思ったように振り向いたり、ハイハイしてくれずに、熱くなるのは赤ちゃんの両親といったところで、会場では笑いが渦巻いていた。 その他、健康づくり相談コーナー、まちの保健室で市民の健康相談や計測を実施。専門店コーナーでの食品展示、試食。救急法体験、絵手紙体験コーナーなどもあった。
4階は『展示と体験コーナー』で、脳トレ体験、高齢者の相談コーナー、身体障がい者福祉会の活動紹介や、PCによる音声読み上げなどデモも行われていた。また、市民の方による録音室でのテープ吹き込み体験も鎌ケ谷朗読「はなしの小箱」の協力により体験できた。
5階は『食事と展示コーナー』で、身体障がい者福祉センターの作品展示と、お弁当・おにぎり・豚汁など販売が行われ、同じフロアーの食事コーナーで市民が昼食を摂っていた。お茶席も設けられて”抹茶のお手前”も体験する事が出来た。 6階は『遊びの広場』で、鎌ケ谷おもちゃの図書館「あ・そ・ぼ」や鎌ケ谷レクレーション協会が行う、”おもちゃで遊ぼう”、”バンブーダンス”、”工作教室”、”折り紙のクラフト”など、親子連れで訪れた6階会場では子ども達が楽しそうに遊んでいた。
当日は自治会による「第21回ふれあいラリー」も同時開催され、ラリーに参加する市民の方たちは自治会が配布する地図を片手にコースを歩き、ゴールの市役所前の駐車場を目指す。
午前中に各自治会からスタートしてゴールには午後1時までに到着する必要がある。ラリーに参加した市民の方たちは参加証にスタンプを押してもらっていた。駐車場に設置された各自治会のテントには各種模擬店も出店し、各自治会に所属するラリー参加市民には記念品や軽食を出したりするところもあった。最近は市民の健康志向が高いのかウォーキングラリー参加者も増えているようだ。 (レポート:TOMY)
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