鎌ケ谷市の市民文化祭が、中央公民館をメイン会場に市内各地で10月13日(土)から11月18日(日)まで開催された。 今年第33回となる市民文化祭は、すっかり秋の文化行事として定着しこの日を目指して団体・サークルなどの日頃の活動成果を発表する良い機会と発表者側でも力を入れて準備をしていた。一般市民の方もこの文化祭期間中市内各地の会場で行われる催しを選んで、会場を訪れる人々が絶えなかった。
文化祭は3部門に分かれ、「展示部門」「発表部門」「参加部門」の各部門に参加する、団体やサークルが展示・発表を行った。また、参加部門では市民の方が@お茶席 A囲碁大会 B俳句の会 C短歌会などに参加して、文化祭を楽しんだ。 文化祭期間中の取材においても、展示部門で絵画・写真・書道・手工芸展など、この鎌ケ谷市内で活動実績が永い団体・サークルもおられ展示作品も充実しており、展示品を見て楽しむ事ができた。 今年会を設立して26年目となる鎌ヶ谷手工芸連盟の受付を担当しておられた方にお伺いしたところ、西澤章英会長の下現在会員は28名で、日本人形・パッチワーク・編み物・革工芸など27分野の多岐に渡り活動をされているとのこと。チャリティーの「手づくりバザー」も開催して、その売り上げの一部を地元の社会福祉協議会に寄付をしておられるとことであった。
また、参加部門では「ハワイアンダンス発表会」が10月28日(日)が三橋記念館地下ホールで午後から行われたが、市民の人気も高く、会場内は満席で、出演者達の踊る姿を撮影しようとデジタルカメラやデジタルムービなどを持ち込み熱心に撮影している姿が見られた。
市民文化祭も30年以上続けていると、これはもう鎌ケ谷市の立派なカルチャーとして市民の間にも根付き、多彩な分野で人々の文化活動の発表の場が設けられていることは大変結構なことだと思う。 この文化祭に参加するため、作品を作ったり出演するために訓練をしたりと出展・出場者側の準備も大変だった思われるが、この祭典を楽しみにしておられる多くの市民の方がおられることを忘れないで、日々精進努力を積み重ねていただきたいものだ。 (レポート:S.K) |