9月16日(日)残暑がまだ厳しい日曜日、今年で第2回目となる「YOSAKOI2007かまがや」が開催された。当日は第一会場が市役所駐車場、第二会場がイオン鎌ヶ谷ショッピングセンター前及び審査会場、第三会場が東武鎌ヶ谷駅前と三会場に分かれて開催され、多くの市民が鎌ケ谷市内広域で秋のイベントを楽しむことが出来た。

会場で開会式を待つ出場者 大型トラックの舞台と音響設備も 説明を聞く出場者


 この「YOSAKOI2007かまがや」は、鎌ケ谷市商工会主催で今年より鎌ケ谷市の共催により実施された。昨年までは7月に商工会主催の商工まつり「ミス鎌ケ谷コンテスト」が開催されていたが、今年から商工会イベントは「YOSAKOIかまがや」に一本化され、より多くの市民の方々が参加出来るように、参加団体の踊りを見たり、総乱舞と称して市民も一緒になって”よさこいそーらん”踊りを楽しめる工夫もされた。

 午前10時30分から開会式とオープニング演舞が、第一会場(市の駐車場)で行われた。開会の挨拶には吉野商工会会長や、清水市長が挨拶され、今年から「YOSAKOIかまがや」の優勝チームには市長賞の大旗が渡されるとの事。また「YOSAKOIかまがや」の大会旗「響」も新しくデザインされ始めて披露された。

主催者挨拶 吉野商工会長 左:商工会優勝旗(響) 右:市長賞の大旗 市の共催で挨拶する清水市長


 第一会場のオープニング演舞では、ゲスト2チーム(@REDA舞神楽 ACHIよREN北天魁)による模範演舞が披露された。当日の参加団体は32団体(多くの参加申込があったが抽選をして参加数を絞り込んだとの事)、参加者は千葉県内各地(柏、習志野、四街道、木更津、市川、船橋、松戸、沼南、千葉ほか)、東京江戸川からも参加があった。
また、アトラクショとして地元鎌ケ谷高校と柏陵高校の女子高生によるダンスバトルがリズミカルなピップホップ音楽に合わせて個性的な踊りが披露された。

ゲスト REDA舞神楽の演舞 熱の入った踊りで”よさこいソーラン”の楽しさを表現! ゲスト CHIよREN北天魁の踊り子

ゲスト REDA舞神楽の演舞 ゲスト CHI よREN北天魁の演舞

地元鎌ケ谷高校生代表挨拶 鎌高生のダンス(1) 鎌高生のダンス(2) 柏陵高校生代表挨拶


 地元鎌ケ谷で行われた「YOSAKOIかまがや」では、参加各団体とも衣装もそれぞれ特徴があり、演舞の最中には色々と小道具を使って、観客の注目を集めるほか、全身の力を振り絞って大きな団旗を振る旗手の方達の勇壮な姿にも目を引かれた。特に印象が強いのは、ゲスト出演の2団体共参加者が子どもから60歳代まで年齢層が幅広く、参加者は全員素人ばかりと言うのにプロ並みの演技を披露し見物の一般市民の方たちを充分に楽しませた。演舞をする姿から彼ら自身もこの踊りを楽しみ、礼儀正しく演舞の最後には見物客にお礼の言葉を掛けるなど、彼らの姿は何か高校野球の選手達の様な清々しさを感じたのは筆者だけではないのではなかろうか。

東武鎌ヶ谷駅会場(1) 東武鎌ヶ谷駅会場(2) 四街道総舞連(1) 四街道総舞連(2)
第一会場の市役所駐車場 第二会場で演舞を見る市民 第二会場で演舞を見る市民 元気な子どもの演舞
第二会場で踊る連 第二会場で演舞を見る市民 一生懸命踊る女の子 鳴子を持って踊る


 商工会主催による「YOSAKOI2007かまがや」も、年を追う毎に参加者も増え、演舞にも、催しにも工夫を加えて、この9月のイベントが地元に定着し”鎌ケ谷まちおこし”に今後繋がる事を期待したい。
(レポート:S.K)