平成17年1月8日(土)市民体育館前広場において、午前10時より毎年恒例の鎌ケ谷市消防出初式が行われた。

清水市長の式辞を受ける鎌ケ谷市消防署職員及び消防団の皆さん


 当日は寒波の影響もあって大変寒い中、会場には寒さを吹き飛ばすかのように式典招待者や市民の見学者など多数が集まった。
 式典は開会宣言の後、消防団の団旗入場と共に鎌ケ谷市内の消防署および各消防団が分隊を組んで会場を行進し、出初式の広場に整列した。そして最初に国旗掲揚と消防物故者に対する黙とう、清水聖士市長の式辞と消防団長訓示がなされた後、正装した消防職員や消防団の前を、市長はじめ消防署幹部による服装点検、機械器具点検が行われた。

式辞を述べる清水市長 整列した消防職員と消防団 点検を受ける消防職員
点検を受ける消防団 服装点検をする市長 出初式の横断幕



 中でも市民の見学者が今や遅しと演技を待っていたのは、幼年消防クラブ(道野辺保育園)の可愛い子供達による集団演技であった。先生の太鼓に合わせて、木の樽とバチで太鼓をたたく可愛い姿に参列者も大きな拍手。また保育園児の小旗を使った集団演技も行われた。特に今年は消防署職員が遊園地の電動車を改造して作った、ミニ消防車に園児が乗ってホースから実際に水を放出して消火活動をする姿は、参加者の注目を集めた。

出初式に参加した市民 出番を待つ幼年消防クラブ員 音楽に合わせて太鼓の演奏
先生のリードで元気に演技 園児たちの集団演技 幼年消防員の消火活動



 また、日ごろの消防訓練の成果を披露するため、千葉県で上位に入賞した消防団のポンプ車操法演技(第一分団鎌ケ谷地区)や消防署のハシゴ車、消防車などのによる放水訓練の実技があった。
 家庭火災防火の訓練として、タバコの不始末を想定した火災の消火訓練を婦人防火クラブの方々によって実演された。
 続いて、鎌ケ谷市内の各消防団による団旗を先頭に分列行進が行われた。広場に消防署職員と消防団の皆さんが整列したところで、昨年1年間の消防活動に対する消防関係者への表彰状及び感謝状の贈呈が行われた。

ポンプ車操法模範演技 消防車・ハシゴ車による放水 ハシゴ車30Mの高さから放水
家庭の火事を想定した消火 消防署員の分列行進 婦人防火クラブ員の行進