主催 : 街づくり かまがや
−若きアーティストによる競演−
2004年12月25日(土)、東部学習センターレインボーにおいて鎌ケ谷市在住の方や鎌ケ谷市出身の若きアーティストたちによるクリスマスコンサートが開かれた。
当日は鎌ケ谷市唯一の「鎌ケ谷少年少女合唱団」の爽やかな合唱やチェンバロ、琴、和太鼓などが演奏され、満員の観衆は迫力ある生の音楽を存分に堪能した。
鉄腕アトムもあった ! | 初めての音色 チェンバロ | 呼吸もピッタリ 大和撫子二人 |
第一部はKamagaya Boys&Girls Chorusによる合唱と松岡友子さんによるチェンバロの演奏。合唱団にはホントに小さな子もいて、一生懸命に歌う姿はとても可愛い。
佐藤光代さんの指揮、細川奈穂さんのピアノ伴奏でジングルベルから鉄腕アトム、らくだの舟、あわてんぼうのサンタクロースなどを熱唱し、参加者の気持ちを和ませた。
松岡友子さんは鎌ケ谷市出身で、現在はイタリア・ミラノに在住。81年生まれ。99年からチェンバロを始め、高校卒業後イタリアに留学。03年から04年、国内外のコンクールチェンバロ部門で優秀な成績をおさめた。古楽器を縦横に駆使して観衆に感銘を与えた。
琴の裏を説明するかりんさん | 和太鼓4人組 | フィナーレは全員でご挨拶 |
休憩をはさんでの第二部は、琴(井口朋&かりん)と和太鼓(いぶき)の競演である。
井口朋さんとかりん(中川果林)さんは、ともに79年生まれ。東京芸術大学邦楽科を卒業し、海外での演奏経験も豊か。
朋さんは皇后陛下御前演奏会に出演したり、羽田空港新ターミナル開設記念演奏も行っている。また、かりんさんは25弦筝や17弦筝などを得意とし、各地でリサイタルを行っている。二人の爪弾くクリスマスメドレーなどは力強くもあり、まさに平成の大和撫子であった。
最後を飾ったのは、鎌ケ谷市を本拠地として結成された「いぶき」。「和太鼓のパワーとリズムパフォーマンスの融合」をコンセプトとする4人組の和太鼓チーム。当市の夏まつりでもお馴染み。会場いっぱいにに響き渡る力強い音色には、ただただ圧倒されるのみであった。
皆さん、素敵なクリスマスプレゼントをありがとう。大人のような、子どものような司会者も良かったなぁ。(C.W)