逆境にめめげず生き延びる野良猫



 最近、鎌ケ谷市内を我が家の愛犬を連れて散歩してますと、公園や民家の軒先などで野良猫をよく見かけます。先日も貝柄山公園近くで黒の野良猫、白黒の猫など、人が近寄ると恐れもせずニャーと挨拶します。また、近くの民家の軒下にはちゃんと寒さよけの囲いがしてあって数匹の猫たちが棲家にしています。

 今回、ご紹介するのは富岡の近くで見かけた野良猫です。年齢は2~3歳の雄の猫です。
最初ここの猫を見かけたのは、半年ぐらい前でしょうか? 餌をもらえないのかずいぶんと痩せていたことを思い出します。たしかその前には親猫(野良)の傍に小さな子猫がいたような気がしましたが、その後子猫の姿を見ませんでした。それが1年以上前のような気がします。
 

昨年10月頃の野良 痩せて背中の毛が抜けている いつもの場所でお昼ね
少し警戒して餌を食べる野良 撮影者を観察? 少し不安げ?
今年1月毛並みも良くなった 一人前の猫に成長? 野良猫が毎朝待機する場所

どなたか私を飼ってくれる人はいませんか?


 この6ヶ月近く、野良猫を観察していましたが、最近は周りの人たちが可愛そうに思ったのか、毎日近くの人たちが餌を与えているのでしょうか、ずいぶん大きく身体もしっかりしてきました。どうも近くに猫の棲家があるようです。
 いつも朝方アパートの前で誰か餌を与えてくれる人を待っています。
 冬の寒い日でも、日向で寝転んでいたり、餌をもらうといつの間にかどこかに消えています。
この猫は、人が近寄っても少し警戒はしますが、逃げたりはしません。むしろ近づくと餌でももらえるのかとニャ~と挨拶をするほどです。

 よく、テレビで漁村や田舎で野良猫が、人々の動物に対する優しい気持ちで野良猫はノビノビと暮らしているのを見ると救われるような気がしますが、我々の住む鎌ケ谷でもこのようなことがあるのだなと少し安心しました。