新たな出会い・研鑚・社会貢献の場を求めて
2011年3月11日に発生した東日本大震災により被災された地域の皆さま、 ご家族、関係者の皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。被災地の一 刻も早い復興をお祈りしております。
どうも最近、体力の衰えが気になる。体調も狂っている。身体がおかしければ、気力も出なくなる。その逆もまた真なりだ。おっちゃんには持病がある。毎日飲むことを義務づけられた薬は、数年前から続けている血糖値の上昇を抑える血糖低下剤と血圧降下剤である。この2種類の薬により、糖尿病の予防をしている。
この二つの薬は毎日朝食後に一粒ずつ飲む。怠け者の超肥満体には欠かせない大切な薬となっている。血糖値の上昇に加え血圧が高めだと、血管が詰まったり、血栓が移動して脳梗塞や心筋梗塞などの危険な病気に繋がりかねない。それゆえに、この薬だけは継続して使用している。近頃は忘れることも多いから、要注意である。
幸いにも、この二つの薬によって、わが生命は維持されている。と言っても過言ではない。毎日の運動や食事のコントロールで体重を落とせば、薬は不要となる可能性もある。加齢とともに、食事の量も減ってきたのは事実だ。美食には縁がなく粗食の毎日だが、とにかく身体を動かさないのだ。
食事の量は少ないが、その代わり「毎日酒を飲む習慣」から抜けだすことが出来ないままに過ぎている。この酒の量を半分にするとか、休肝日を設けるなどを行えばカロリーの摂取量は減る。
そうすれば、体重も少しは落ちるだろう。加うるに毎日30分か1時間のウォーキングを実行するならば、間違いなく減量になることは目に見えている。だが、「わかっちゃあいるけど、やめられねぇ」わけである。まことに情けないが、自制出来ないでいる。
現在一番の悩みは、3年ほど前から自覚症状の現れた「前立腺肥大症」だ。これは早い人なら50~60歳頃から症状が出てくるらしい。前立腺の肥大は頻尿という形で具現化する。これは、昼夜に関係なく訪れてくる。昼間は未だよいが、夜間かならず起こされるので参る。
以前は尿意により起こされても直ぐに寝られたが、最近は11時に寝たとして午前3時頃には起こされてしまう。そのまま朝まで殆ど睡眠に落ちいることがないようだ。このためか、日中の仕事?
に集中出来ない。元々細い目がしっかりと開かないのだ。何もやる気の出ないボーッした日々が過ぎてゆく。
この小欄も、椅子に腰掛けてPCを眺めているだけで時間がすぎる。何か書かねば始まらないのに、文字が打ち込めない。何かおかしい。精神の統一が出来ない。ネットの世界をぶらついているだけで終わる。やっぱり、何かがおかしい。簡単なメール程度なら発信できるが、まとまった考えなどが表現出来ないでいる。
そんなことで、あちこちのホームページなどを彷徨っていたら、面白いものを見つけた。おっちゃんが過去に写した画像があるではないか。昨年の夏、土浦の花火大会で撮った画像を別のページで見つけたのである。トップページに彩を添えるものとして、形を変えて載っている。それは、我らがNPОの親方が管轄する別のNPОホームページであった。まあ、おっちゃんのお粗末な花火画像も、使い方次第で活きることが分かった。使っていただけたことは、まことにありがたき幸せである。だが、何かがおかしいと思う。
書き物として何かを表現したいときには、ネットから画像を拝借することも多い。自らが撮影者となれない場合は、ネットでの写真に頼るしかない。例えば新聞各紙のWeb版を見てみよう。
asahi.com や毎日jp、MSN産経などの場合は、写真は概ね「右クリック」で、気に入った画像を自分のPCに取り込める。もちろん各サイトでは著作権の関係で、写真の使用や記事の引用は個人が楽しむためとの条件付きで使用を認めており、ブログやホームページなど公開を前提とするものは使用を許可していない。しかし、どうだろう。毎日大量に流れてくるネットの画像などを、溜め込んでいる人などおられるのだろうか。であるとすれば、「〇○のサイトから引用」とはっきり記させれば済む。PR効果もあるわけだから、余計な制限をつけないほうが良さそうだが...。何かおかしい。
他の国内大手新聞系ではどうか。
「YОMIURI ОNLINE」や「NIKKEI NET」では、「右クリック」で画像を取り込むことは出来ない。また「NIKKEI NET」では、記事のコピー&貼り付けさえ出来ない仕組みである。
ここまで著作権を守ろうとする姿勢である。しかし、印刷はできるからやはり何かがおかしい。いずれにしても、欲しい画像はWinShotで自由に切り取れるから、先方にとっては無駄な抵抗でもある。
海外版はどうか。Record Chinaや新華社では写真は取り込めるが、画像の上に社名が載せてある。台湾系の大紀元日本ではフリーに写真は受け取れる。大陸では他国のコピー商品製造は日常茶飯事だが、自国の権益は絶対に譲らない。こんなところにも、お国柄が現われている。
左から
7年前の中国列車事故を伝える大紀元日本 Record China XINHUA(新華社)
<表と裏> ~わが国と中国の実例を見る~
菅内閣発足当初は側近であった同志が次々と離れ、今やどちらを向いても敵ばかり。閣内から早期退陣を迫られたり、最大の支持母体であった党執行部にもそっぽを向かれている。こんな状態で開かれる閣議や閣僚懇談会って、どんなものなんだろう。さぞかし冷え込んだもので、かつ滑稽なものと想定する。最大の権力者である総理大臣が、あちこちでコケにされている。こんな内閣でも、みな大臣でいたいのなのかな。何かがおかしい。
サンパウロ新聞というものがある。もちろん、ブラジルが本社だ。東京支局員が次のように書いている。
▼ある有名企業を退社した人が、現状の日本を「財界、マスコミ、高級官僚連合軍が牛耳る独裁国家」と評した。こう考えると、今日本で起きていることが、すらすらと解けると言うのだ。最も端的な表れが原発をめぐる九州電力のヤラセメールと、そうするように暗示を与えた古川康・佐賀県知事の発言問題である。原発問題では中立であるべき知事が、原発反対者とは会わず、密かに知事公邸で九電首脳と会談することさえ問題なのに、会談で「賛成者の意見も必要」と発言するなどは、それだけでも切腹ものだ。
▼古川県知事は元をたどれば自治省(当時、現総務省)の高級官僚からの転身組である。いわば、財界・マスコミ・高級官僚連合軍の一員であり、九電寄りの態度を取ることに何の不思議もない。案の定、個人献金の形を取ってはいるが、九電からの政治資金が流れていた。
▼このヤラセメール事件は氷山の一角。諮問会議、公聴会といった類の会合の結論は、官僚のシナリオ通りというのが、大方の見方である。そういうことが分かっていても、大手メディアは報じようとしない。連合軍の不利になるようなことを報じるわけがない、というわけだ。(すべてが正しいかどうかは別として、そう見られても何らおかしくはない)
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ポスト菅を狙って、早々と手をあげている者がいる。一方、そうしたいのだが、辞めるタイミングに悩んでいるらしい大臣もいる。8月4日の朝日新聞のトップ記事では、下記のように報じられた。
首相意向として「原発関連3首脳更迭へ(経産省次官・エネ庁長官・保安院長)」と書かれている。理由は、国主催の原子力シンポジウムを巡り、保安院が中部電力などに対し、参加者の動員発言を指示した責任を問うためだ。これを見た海江田経産相は、4日朝緊急記者会見を開き、「更迭人事は1か月前から考え、事務次官に指示していた」と述べている。
要は人事権を発動したのは首相ではなく、自らが問題の解決に向け人心一新を行ったとアッピールしているわけだ。ところが後任の中身は経産省の順送り人事で、電力・ガス事業部長や保安院経験者で新鮮味は全く感じられないものとなっている。首相と経産相が人事権で功名心を競っている場面ではない。と、普通の人は考えるのではないか。自らの見栄と利得ばかり考える政治家たち。馬鹿馬鹿しくて見ておれない。
被災地では、いまだに日常の「普通の生活」に戻れない人々が苦しんでいる。子どもたちのために、校庭の土地を掘って放射線の影響削減に懸命な作業をしている方々。また、取り除いた瓦礫の山の捨て所にも困っているのが実態だ。政治の貧困さ。世論を自己に都合よいように誘導を企む官僚。その利権に群がる財界。官僚を使いこなせない素人政治家たち。セシウム入りのわらを食わされ、肥るだけ肥らせられた、もうもう牛さんたちは行き所も失い啼いているぞ。
お隣りの中国では、これまた胡散臭い役人のウソで混乱している。
中国高速鉄道事故 車両から血まみれの乗客 43人が死亡
~上記の画像は、MSN産経のWebページからの引用~
中国東部・浙江省温州市で、23日午後8時34分(日本時間同9時34分)ごろ起きた高速鉄道の脱線転落は、停電で緊急停車していた同省杭州市発福建省福州行き高速鉄道「D3115号」に、北京南発・福州行きの「D301号」が追突した、と発表された。双方の列車とも16両編成で、合計6両が脱線、うち追突した4両が高架橋から落下した。合計千数百人とみられる乗客のうち、外国籍2人を含む43人が死亡、けが人は210人を超えた。
停車車両はカナダから技術を導入した「CRH1」、追突したのは、日本の東北新幹線はやてをベースにした「CRH2」型であった。中国は2005年、在来線の高速化を含む高速鉄道網の建設に着手し、07年に上海~杭州線などから開業。日本の新幹線網の約4倍にあたる9千キロ以上の路線網を築いていた。
事故原因について、中国鉄道省は「落雷が設備故障を引き起こした」と説明したが、詳細は「調査分析中」と述べるに留めていた。驚いたのは、事故から一夜明けた24日早朝から追突したとみられる車両の運転席部分を粉砕し、現場に掘った穴に埋めてしまったことだ。事故原因の究明には、運転席のある先頭車両の調査が絶対条件と思われるのだか、これは一体どうしたことか。早々に証拠物件を廃棄し、隠蔽工作をしているとしか思えない。こんなことが日常的に行われている。そんなニュースも飛び込んでくる。これには世界中が唖然としたことだろう。
「深さ4~5㍍、幅も20㍍と大きなを掘っている。ショベルカーがアームを振り下ろし、大破した先頭車両を砕き、計器の詰まった運転席も壊し、その残骸を穴の中に入れてしまった」と、朝日の記者は報じる。高速鉄道導入の計画時に、中国は日本やドイツ、フランスなどの新幹線を天秤にかけていたと記憶している。結局は日仏独やカナダから技術を導入し、国内生産した車両が入り乱れる形となった。覇権国家・中国は、各国を操り格安に高速鉄道を導入したつもりたろうが、あまりにも世界一を急ぎすぎた。
遺族の原因追究と賠償請求に、鉄道省は「早く賠償に応じれば奨励金も出す」との回答。これでは遺族の怒りを増幅させるだけだ。結局は当初の50万元(約620万円)を91.5万元(1090万円)に増額したが、決着の程は不明だ。鉄道省は、「事故原因は列車運行システムに、重大な欠陥があった」ことを認めた。列車自動停止装置(ATP)に不備があったことは認めたが、詳細は明らかにしていない。
役人が自らの失敗を素直に認めないのは中国も日本も同様だが、この点では中国は遥かに日本の上を行く。日常的に腐敗した役人天国、ワイロで動く中国社会。泣かされるのは、いつも弱い人民だけだ。あまりにも幼稚な管理システムゆえに、このたびの事故原因もオープンに出来ない可能性が強い。いつものように曖昧な処理に終わりそうだ。事故後の空席率は、70パーセントなどと報道されている。国家の威信をかけたプロジェクトも、急ぎすぎは事故の元だ。中国よ、そんなに急いで何処に行く。
上海~杭州に高速鉄道が開業したほぼ同じ頃(07年7月)、おっちゃんは北京からチンタオへと向っていた。そのときの資料をみると、列車は今回追突したものと同じ「和諧号=CRH2型」であった。列車の左右には、貧しそうな民家が点在する在来線を走っていた。時速180キロ。鈍行なら10時間かかるところを、快適に走りぬけ5時間でチンタオに着いた。帰路も同じ和諧号だ。チンタオから天津まで、何事もなく乗車できたのは幸運であったか。(C・W)
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