新たな出会い・研鑚・社会貢献の場を求めて 2011年3月11日に発生した東日本大震災により被災された地域の皆さま、 ご家族、関係者の皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。被災地の一 刻も早い復興をお祈りしております。 「史上2番目の早さ…関東の梅雨入り」。気象庁は5月27日、関東甲信と東海の各地方が梅雨入りしたとみられると発表した。各地方とも平年より12日、昨年より17日位は早いそうだ。統計を取り始めた1951年以降で、関東甲信は63年の「5月6日」に次いで2番目、東海地方は3番目の早さだという。 ~~☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆~~ 先月の小欄の出だしは、前記のとおりであった。6月もあと数日で終わる。こんどは、いつ梅雨が明けるのかが話題になっている。当地のここ数日は梅雨空だったが、本日は朝から暑くなる予感だった。予測 ?は当たって昼前から外気の様子がおかしくなってきた。 振り返ってみると、今年の猛暑日初日は6月22日。. 一年で昼の長さが最も長い「夏至」の日、東京都内では練馬で34.6度を記録、群馬県の 館林では36.5度、伊勢崎でも36.2度と いずれも6月の観測史上最高を記録。この他にも 関東地方の複数の地点で35度を超える猛暑日を観測した。 ...「暑いですねえ」が挨拶になる季節が、始めておとずれてきた。そして次ぎは24日、埼玉・熊谷で39.8度、6月としては過去最高温度を記録し、群馬・館林では36度になるなど、各地で真夏日を記録した。 では梅雨明けは、いつになのか?気象庁のデータをもとに、お知らせするとしますか。 例年、梅雨は40日前後で明けるという実績から、2011年の梅雨入りの時期+40日程度 が梅雨明け時期と予測される。予測は以下の通りだが、果たしてどうなるか。 エリア別 梅雨明け予想 2011年梅雨入り(実績)/梅雨明け(予想) 沖縄 4月30日ごろ/6月 9日ごろ 九州南部 5月23日ごろ/7月 2日ごろ 四国 5月26日ごろ/7月 5日ごろ 中国 5月26日ごろ/7月 5日ごろ 近畿 5月26日ごろ/7月 5日ごろ 東海 5月27日ごろ/7月 6日ごろ 関東信越 5月27日ごろ/7月 6日ごろ *上記のデータは気象庁の正式発表による。 は左記の青文字をクリックして下さい。 既に沖縄は6月9日、梅雨入りから40日後ピッタリに梅雨明けした。また気象庁は本日、九州南部が梅雨明けしたと発表している。平年より18日、昨年より24日早いことになる。このまま関東まで推移してくると、当地の梅雨明けも、もはや時間の問題で7月早々には、梅雨明けで本格的な夏日を迎えることになりそうだ。 名古屋の友人からは猛暑で、「心頭滅却しても、エアコンなしでは寝られない」とのメールが入りは始めた。名古屋在勤10年のおっさんには、その独特の蒸し暑さや寝苦しさがよく分かる。 東日本大震災による地震と津波で、大きな打撃をうけた東電福島原発の復旧は、先行き見込みも立たないのが現状で、今夏は国民みなが節電に励まねばならない。被災地の方々に思いをはせれば、そんなことは誰でも出きる筈だ。 おっさんの今年の節電は三通りでいくこととした。第一は暑いなら余分な衣服を着ないことだ。それだけで、かなり暑さを凌げる。昔は休日ならステテコ一つで過ごせたが、いまや毎日が日曜日だ。誰が突然おとずれてくるかも知れない。そんなことに備えてか、ズホラなおっさんたち向けに?素敵なステテコが発売された。 カラフルでオシャレなステテコが今年、大ブレイクを迎えているそうだ。蒸し暑い日本の夏に、汗を吸い取ってくれるステテコには、スーツを汗染みなどから守ってくれる魅力がある。新生ステテコは「ズボン下」としてだけでなく、そのまま部屋着にも使えるとして、皆様から支持が高まっていると評判だ。先ずは、これを購入してくることとしよう。 暑さ対策の第二は、娘たちが父の日に贈ってくれた「ひんやり敷きパッド」なる品物だ。これは未だ使用経験がない。そのうち熱帯夜を迎えれば、使用せざるを得なくなるだろう。まずは、その効果や如何と楽しみにしている。 第三は、やはり自然の力に頼ることにした。当市では、これまであまり見かけなかったが緑のカーテン・ゴーヤである。ここ2年間マンションのベランダで栽培しているが、窓いっぱいに広がった新鮮な緑の葉は目の保養と心の癒しになる。 そして、晩酌のつまみはゴーヤチャンプルのご馳走にもなる。「一挙両得」とは、このことかな。 画像はクリックで拡大します。 今年は震災のこともあり、ホームセンターでの売れ行きも上々だ。苗も昨年より増やしたので、毎日の成長を楽しみに観察している。 市役所 : 当てにならない議員在室の表示 5月議会の閉会前日(5月23日)の午後、たまたま市役所の庁舎に入った。正面から入ると、左側に受付がある。受付嬢の後ろの壁には市長以下、市の幹部と市会議員の名札があり、在室ならば点灯する仕組みになっているようだ。「あれっ、こんなもの前からあったかな」と思いつつ眺めると、7、8人の名札が点灯している。 受付に聞くと「6階の議員の部屋は、自由に訪ねても結構です」とのことだった。そして、この4月の選挙で当選した議員の<会派別の一覧表>を見せてくれた。くれるのかと思ったら彼女の個人所有物とのこと。それではと、コピーを直ぐそばのコピー機で取った。受付をされる彼女は、身長も普通の人に比べてかなり低く、一見して何らかの障がいをお持ちだと思われるが、役所もこの様な方を採用し受付の仕事を任せているのは良いことだと感心した。ときには役所も粋な計らいをするものと感嘆したものである。この日、一般質問は午前中に終了し翌日には議会は閉会する。彼女は、名札の点灯している議員は在室していると仰る。会派別の一覧表は、上記の青い文字をクリックして下さい。 問題は、ここから始まる。早速6階に上がり、ドアが開放されたままの各議員の部屋をそれぞれ見て回った。ところが、どの部屋にも人影はない。要するに全員帰宅してしまったわけである。そんなことで、目的の議員に会うことは叶わなかった。いつの間にか、おっさんの後をつけてきた職員がいた。一つひとつの部屋を覗いて回る当方を怪しい人間と見たのかも知れぬ。受付に戻ると別の女性がいた。壁の表示では在室となっているけど誰もおらんよ。どうやって議員の在室状況を確認するか聞いたら、「受付の前を通るときに、その出入りを確認している」と言われる。おっさんは、そんなことできるわけは無い。ほかの仕事もしているのに、すべての議員の出入りなんか分かる筈がない。見落とすことは充分に考えられるし、別の出口から帰ることもある。それでも女性はがんばる。 一応、おっさんの意見は指摘しておいた。帰り際にフト気付き、市長宛のハガキに事実を記入した。そのあと受付を通りかかったら、すべての議員の名札は消灯していたのである。 国会議員などは議院に登庁する際に、議院の入り口で自らの名札を切り替えている姿を、選挙後などによくテレビで見かける。それを参考にしたら、如何かな。市会議員が登庁、退庁するときに自室前の名札を反転させるのだ。これを受付の壁の点灯・消灯と連結させれば、より完全なものとなるだろう。 受付嬢の目(すなわち、不完全である人間の目)で判断するなどということは、いまどき全くナンセンスな話である。おっさんの書いた一枚のハガキは、市長に届く前に、「秘書室・広報広聴室」などでウロウロしていることだろう。どんな返事が来るか、楽しみにしてお待ちしている。 「寂れゆく商店街は 勝手に滅びよ」ということかな あまり関連は無さそうだが、東日本大震災の影響もあってか当市の商店も軒並み元気が無さそうに見える。ずらりと並んでいたカラオケ店も、次第次第に店締めで、残りは「昼食もやっいます」と、お客の取り込みに懸命だ。これは大手の居酒屋も同じで営業時間を早めたり、昼どきも営業するのが当然の姿に変貌しつつある。「スーパーはお魚を見るところ、お魚を買うのは当店で! 」と元気の良かった魚屋さんも、いつの間にやら姿を消し看板だけが残り、店はシャッターで閉じられてしまった。ガソリンスタンドの閉店も多い。近くのスタンドはなくなってコンビニになったが、これも消えてしまい、今は歯医者さんだ。 最も近くて馴染みのクリーニング店も、廃業してしまった。大分前に廃業した酒屋さんの跡地は、家もろとも売りにだされているが、未だに買い手は現れない。 不況時に強いといわれた近くのパチンコ店も、大きな敷地に車も見えず遂に撤退となった。好立地に大きな駐車場を構えた鎌ケ谷駅前のパチンコ店も、客の入りが減少しつつある。駐車場への出入りを誘導していた警備員を整理されたようで、馴染みのお顔も消えて寂しい。 3店が競合していた駅前の100円ショップは、全商品を50%引きから70%引きへと叩き売って、まず一つが完全閉店した。歩いて3分程度のところに3店が共存できる訳がない。開店当初から誰でも予測されたことだろう。付近にスーパーがあり駅前という立地にしても、当市市民の購買力は限られている。これなどは、経営者の完全な錯誤というべき以外に何ものもない。 もっと深刻な問題がある。市内あちこちでシャッター街と化した「商店街の活性化」の問題は、将来どうするつもりなのだろうか。市当局はシャッター街の空き家の住人を調べたらしいが、その後は何の動きも知らされていない。要するに、実際は何も手をつけていないということだろうと推測する。 元は野原で何もないところに、道路や街並みを作ることなら誰でも出来る。それを実践しているのが新鎌ケ谷地区の開発である。そんなものは、おっさんは市長や役人の実績などとは一切思わない。確かに、かつての鎌ケ谷市には見られなかった景観と街並みと商店街が生まれた。しかし極端に言えば、これらは古い商店街の方々やその店などに依存し頼りにしてきた方々の涙の税金の賜物でもある。 議員の方々も、シャッターの古い街などに触れる方は見掛けない気がする。議会は2、3人を除けばオール与党と化している。過去に市を支えてきた商店の人は、完全に見捨てられたと思わざるを得ない。年寄りは過去の人物で不要と考えているかも知れない。難しい事案に、率先して挑戦する勇気ある人物はいないのか。新鎌ケ谷地区が発展しても、喜ばない人がたくさんいることを、市も議会も真剣に考えて欲しいものである。 この広大な土地を活用せずにどうする??!! 100円ショップは全てを叩き売って店閉め 閉店したカラオケ店と、めし屋との兼業で辛うじて生き延びる店 元気な魚屋さんも遂にシャッター閉めた 見習ってほしい 「この意気込み」を !! 利にさといユニクロは、新鎌ケ谷がこれからの目玉地域と見てサッサと我らの地域から移転、他の企業も皆横並び。千葉銀行なども移転した。先の大震災では各所のATMが使えないために、千葉銀行本店まで行けないお年寄りは、目先の買い物にも身動きがとれず本当に困ったことと推測する。そんな中で頑張っている企業もある。 ユニクロの跡地に店を作った「gu(ジーユー)」である。僅か数行の文字が店頭に置かれている。guは東部学習センターの隣りで、がんばっている。クリックで画像は拡大します。 彼らの意気込みこそは真に素晴らしい。簡素な言葉に彼らの心意気が示されている。 キャッチフレーズは簡単明瞭!!!「ユニクロにできなかったことを!」。益々の発展と成功を祈りたい気持ちだ。 (注:ファーストリテイリンググループはユニクロを展開、このGU「株式会社GOVリテイリング」も同じグループ。最新ファッションの流行を取り入れた低価格と品質の良さで売り上げを伸ばす。) 見習ってほしい 「房の駅」を !! 何一つ目立たない県道船取線の野原に昨年オープンした「房の駅」。道の駅は各地にあって、それぞれに地元産品を主体に賑わっているようである。しかし縁もゆかりもない、この鎌ケ谷の地に店舗を開設した勇気と決断を、おっさんは讃えたいと思う。本来なれば、鎌ケ谷の商店街の方々が一致結束して「かまがや道の駅」位を作って欲しかった。 房の駅は、鎌ケ谷店が6番目のようだ。この会社の は下記のとおり。 我々諏訪商店は千葉・総の国に根を張り、総の国のリーダーとして上総・下総・安房の特色を生かし常に先頭を突っ走り、成長し続ける企業となります。うまい、健康、千葉のいずれかの特徴を持った商品を企画開発し作り、販売をする。 千葉にきたお客様が、我が社の商品を購入し 、幸せな気分になる。また千葉に来なくとも我が社の商品を購入し、幸せな気分になる。 そうした小さな幸せを感じ取れる商品づくり 、営業活動、ルート作り、売り場作り、店作りを基本とする。そのために、それぞれの部門、我々全員が強烈な意識と使命感を持ち、どこの誰よりも行動力を極限まで高め、空の彼方まで明瞭に思考し、真の顧客第一主義を実現する。そして 、お客様の幸せをとおし、我々全員が自らの幸せを実現するぞ! 千葉を愛し、世界に誇る商品作りを行う情報を通し会社を、そして千葉県を絶好調にしていこう! ひとりひとりが毎日絶好調に生きる! <社長のメッセージ(ホームページから> 地図はクリックで拡大します。 「房の駅」外観と店内の千葉特産品 店内には、たくさんの千葉産品がありますよ 地に落ちた菅総理 あとは辞任のみか あわや不信任案は可決か? と思わせた国会劇場は6月2日、菅総理が辞任の意向を示唆したために、内閣不信任案は一転して否決された。しかし、これを機に、総理の辞任時期ばかりが政界の焦点になってしまった感がある。一国の総理たるものがひとたび辞任を口にしたら、リーダーシップは無きに等しい。 元々、強力なリーダーシップを持ち合わせている、とも思われない方である。党内野党の小沢派のみならず、遂に総理を支えるべき党執行部の幹部や、閣内からも総理の辞任を求める意見が続出する事態となっている。総理が閣内で孤立していると思わせる。こんな状態では、総理としての任務は到底遂行できないだろう。後任に相応しい人物がいるのかは、全く分からない。しかし辞める時期は刻一刻と近づいている。 それでも面子が重要なのか、人事権を発動した。 菅総理は副総理に国民新党の亀井氏を要請して断られ、首相補佐官に任命。なりふり構わず、自民党の浜田和幸参院議員を一本釣りして、復興担当の総務補佐官に。また原発事故収束・再発防止相に細野豪志首相補佐官、復興担当相には松本龍環境相を任命し、復旧・復興と原発事故の再発防止に重点を置くことを示した。これに伴い、連舫行政刷新担当相を退任させ、首相補佐官にした。これは内閣改造ではなく、単なる人事異動らしい??? しかし自らの政権の中で、これだけ閣僚から反発される総理も珍しい。また、ほぼ全員の党執行部から「首相退陣の時期」を迫られるのも聞いたことが無い。しかも彼らは菅内閣を成立させた菅グループかそれに近い仲間である。盟友と思われた仙石氏は、いまや完全な反菅の筆頭株でもある。重要反菅人物6人の中には、首相の信頼の厚かった枝野官房長官までも含まれている。もはや「地に落ちた総理」に等しい。 日経新聞28日の社説も、下記のとおり他社と同様に厳しい評価を下している。 8月までの延長国会では今年度予算収入の4割を手当てする赤字国債発行法案、東日本大震災への復旧策を盛る小型の二次補正予算案の成立がまず急務となる。特措法案は、太陽光や風力で発電した電力の買取を電力会社に義務づける内容である。政策の方向性は間違っていないとしても、政権延長の理由にすることに与野党の批判は大きい。 退陣を表明した総理が執行部と充分な意思疎通をしないままに、人事や国会運営の方針を決める。場当たり的な対応を繰り返す民主党は、もはや政権与党としての体をなしていない。 首相官邸のメールマガジン「KAN-FULL BLOG」(29日執筆) http://kanfullblog.kantei.go.jp ●先を見すえて/菅直人直筆のページ 06/29(水曜日) 「この一週間、考えていた事」 ブログが中断していたこの一週間は、会期 の延長、新大臣の任命などで忙殺されていました。この間、私がずっと考え ていたことは、震災の復旧・復興の歩みを一刻たりとも止めてはならないこ と、そして原発事故の再発防止体制に道筋をつけることです。 震災の復興担当大臣を松本龍さんが引き受 けてくれたことは、本当に良かったと思っています。松本大臣は震災発生以来、防災担当大臣として、寝食を忘れて震災対応の指揮を執り続けてきました。被災地のこともよく理解しており、被災地の首長はじめ関係者から信頼されています。今後は、6月25日に復興構想会議からいただいた提言を尊重しながら、復興本部として指針をまとめ、更に本格的復興に取り組んで ゆくことになります。 原発事故再発防止については、細野豪志君を原発事故担当大臣に任命しました。細野大臣は事故発生以来、総理大臣補佐官として、東電や原子力安全・保安院、更には米国をはじめとする諸外国との関係、またIAEAに対する報告書作成の責任者など、私の特命を受けて原発事故対策に全力で取り組んでくれていました。その中で、現在の原子力行政の問題点を、最も実感してきています。将来に禍根を残さない原発事故の再発防止体制を作るため、39歳の若い細野君の頑張りに期待して、任命したものです。 (C・W)
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