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民主党 言葉もかるく 身も軽く


  猛暑、酷暑に散々やられた今年の夏だった。やっと終わったと思ったら、今度は一転して寒波の襲来となる。暑がり寒がりのおっちゃんには堪える日々が続いている。爽やかな秋はどうしたのか。
 西高東低の冬型の気圧配置となった東京では26日深夜、木枯らし1号が吹き、この秋一番の冷え込みとなった。11月中旬から下旬の気温では、寒く感じるのは当然だ。ご近所皆様との挨拶も「寒いですね〜」に様変わりしてしまった。

 東京で10月中に木枯らし1号が吹くのは10年ぶりとか。27日には東北地方や長野の山々で初冠雪が観測された。通勤する娘の衣装もマフラーやコートに変わった。北海道・留萌市在住のメール碁仲間のおばちゃんも24日までは「暖かい」と言っていたのが、25日には「明日から寒くなりそう」となり、26日には「風が強い。荒れ模様」と変化、27日には「ついに初雪です。道路が真っ白でビックリしました」となる。「この頃の天気予報は当たりますね〜」とのおまけもあった。

 気象庁の週間天気予報も、最近は精度が高くなってきた。一日ほどずれ込むこともあるが、その日に予定した行楽が雨となるのは、運が悪いと諦めざるを得ない。因みにこの先一週間の予報を見ると、下図のようになっている。

    

 上記の「信頼度」とは、3日目以降の降水の有無の予報について、説明を加えたものだ。予報の適中率を示すもので、分かりやすく説明すると下図のようになる。     

       
 これらを加味した上で、実際の予報は次のように伝えられている。



 <概況> 関東甲信地方 : 期間の中頃にかけては、気圧の谷や前線の影響で曇りや雨の天気となるでしょう。31日頃は、台風第14号の影響を受けるおそれがあります。期間の終わりは、高気圧に覆われて晴れる日があるでしょう。最高気温・最低気温ともに、平年並か平年より高い日が多いでしょう。期間のはじめは、平年より低い日があるでしょう。降水量は、平年より多い見込みです。



 これからは紅葉の季節を迎える。間違っても雨に当たりたくない方は、上記赤枠の日程を選べば「晴れ男」「晴れ女」と喜ばれる可能性は大きい(^o^)。   
〜 資料は気象庁のホームページより抜粋 〜

            
 
    

     
すでに紅葉は真っ盛り 黒部の渓谷と立山連峰  〜 友人の池野谷鯉太郎氏の画像から 〜
          

    

       
新手の詐欺が現れる

 
つい最近、おっちゃんがしばしば通うあるスーパー銭湯から「御招待状」なるものが送られてきた。宛先はおっちゃんだが、「ご招待者」は妻になっている。日帰りの温泉バスツアーである。ご招待様以外の方はご家族様でも有料と記されている。確かに何かのイベントで抽選に応募したことがある。そのときに妻の名前も記入したに違いない。
 しかし自分が当選し招待されるなら結構だが、妻一人が招待されて、おっちゃんははずれだ。なんだ馬鹿馬鹿しい。「じゃあ、行ってこいよ」と言ったら、行かないという。誰か知り合いのおばちゃんにあげようと思っていたら、とんでもないネットニュースに接した。新手の詐欺が流行しているという話である。何となく似通ってするので、折角の「ご招待状も没にすることにした」
 
インターネットに記載された の内容は左記の文字をクリックして下さい。
     

 
     
<ここでちょっと一休み>       米国・ロスアンゼルス在住友人のメールから

 すし屋さんで、すし好きのアメリカ人がよくやるジョーク芝居です。

 昨日、近所のすしバー(すし屋のカウンター席)に行きましたら(これは小話でなく、実際に私が友人とすしバーに座ったのです)。すし好きのアメリカ人が二人、美味しそうにすしを食べていました。そしてお勘定になったとき“Bill please”と ウエイトレスにいったら、英語のよく分からない日本人ウエイトレスがビールをもってきました。勘定書きを意味するBillをBeer(ビール)と聞き間違えたのでしょう。

 そこでアメリカ人は“No, no,いくら?”といったら、目の前のすしシェフが“イクラの握り”を出しました。アメリカ人は“No, no、How much?”というと、すしシェフが今度は“はまちの握り”を出しました。アメリカ人は口いっぱいに“はまち”を頬張っているので口が利けないし、いくらことばでいっても通じないから、親指とひとさし指でまるい輪をつくり、手話で“お金”ということを伝えようと思いました。これが大失敗、すしシェフは“おいしいOKだ”といっていると思い、また“はまちの握り”を出しました。近辺ですしを食べているお客さんは大喜びで成行きを見守っていました。

 実はこのアメリカ人はここの常連で、これら会話はすしシェフとの馴れ合いの芝居で、こうして近辺に座っているお客さんをいつも楽しませているとのことです。もちろんウエイトレスも芝居の仲間。→この小話のオチは、つぎをどうぞ。

 二人のアメリカ人、ここで堪忍袋の緒が切れたのか「ウオー」とターザンのような叫び声とともに立ち上がって財布から20ドル札の束を取り出し、すしカウンターの上に叩きつけました。これを見たすしシェフとウエイトレス。こんなに沢山のチップを「Thank you very much」。


   企業献金復活 ご都合主義にあきれる

 もっと早く実行すべきことが山積しているのに、なぜか、こんな話だけは即座に決まってしまう。民主党が企業・団体献金の受け入れ再開を決めたことに、あきれた国民は多いだろう。およそ説明のつかない方針転換である。

 今回の決定は、国や地方自治体が実施する公共事業の受注契約額が1件1億円未満で、特に問題がないと認められる企業・団体からは献金を受け取るというものだ。

 民主党は昨年の衆院選マニフェストで政治資金規正法を改正し、その3年後から企業・団体献金を禁止すると明記。当面、公共事業の受注契約額1件1億円以上の企業などによる献金禁止も公約し、今年1月以降は同1億円未満を含めたすべての企業に対象を広げていた。同党は「今回は限定付きで暫定措置」と強調しているが、後退したのは明白だ。
 そもそも企業・団体献金の廃止は民主党自らが主張していたように政治と業界や団体との癒着を断ち切るのが最大の目的だったはずだ。

 日本経団連は今回の解禁を歓迎している。なぜか。昨年の政権交代直後は民主党と疎遠だった経済界からすれば、カネも出す代わりに口も出す。つまり政権との関係を密にすることで、税制改正などで有利に話を進めたいという狙いがあるのは明らかだろう。いくら暫定措置といっても、自民党時代と何ら変わらない「政官業」トライアングルが復活するのではないかと危惧する。(毎日新聞社説より)

  わずか数か月前、金権政治家の筆頭と思われた当時の小沢幹事長が「企業献金禁止」を断固として実行するとぶち上げたのには、度肝を抜かれたものだ。自らがその最も対象となる人間なのに、よく言えたものと思ったら、カネにまみれたトップ二人の小鳩は共に討ち死にした。政党助成金では足りなくなった末の苦肉の策で真に見苦しい。マニフェストなるものは、全てひっくり返っている。補正予算を通すために公明党にすり寄っている。

 公明党の狙いは、いつの場合もただ一つ。今回は民主党の弱みにつけこみ、役にも立たぬ提案を突きつける。その最大の目的は来春の統一地方選挙にある。バラマキ政策のかなりの部分は公明党にある。
          

  
バラマキ政策とは...

  借入金を増加させる一方で、支出額に見合った経済成長や税収増加が見込めない政策についてについて気前よく支出拡大することを、バラマキと表現されやすい。バラマキ財政を続けると、後年の債務利払い増加によるデフォルトまたはインフレーションが懸念される。そのような政策のことを「バラマキ政策」と表現されている。

 また、福祉政策が拡大支出の対象となることが多く、その場合は「バラマキ福祉」と表現される。長期的経済成長で税収入増加で無借金が見込めた時に、福祉政策の拡大支出をした場合は「バラマキ」批判はされないが、経済成長が止まり税収入減少となる中で、従来の福祉政策縮小や増税をせずに借金を重ねた場合は「バラマキ」批判をされるのは当然のことだ。

 自民党は、「景気浮揚に役立たぬバラマキは許さない」という筋を通すことにしている。結果は民主党が公明党に妥協し、バラマキ予算をとおすことになるだろう。それはまた、孫や子へのツケとなる。
 このような目先の政策によって、日本の財政は健全であると過大評価され、円は独歩高を続け益々日本経済は疲弊していくことになる。

                 
          

    

        日本と中国 どう理解を進めるか

 日本外交のヘタなことは改めて言うべきものでもないが、特に対中対応がまるでなっていない。事態は刻々と変化する。その変化をどう掴むか。どう評価するかで良化も悪化もする。

 前回に漁船衝突事件での人民日報web版でのタイトルは、下記のようなものだった。

       

  ところが最近のものは下記のとおりである。

            
                                                    
                      

  ちょっと時間をおいて読もうと思ったら、見出しの下の「特集」はすでに削除されていた。このへんにも中国政府当局の日本への対応の変化が読みとれる。たぶん、日本を刺激する記事を差し止めたと思われるのだ。

 最近、もっと面白いことが起きた。対中強硬派の代表格のような東京都の石原慎太郎知事の単独インタビューを、中国の週刊誌「南方人物週刊」が掲載したことである。
 石原知事は持論を詳細に述べている。「中国の文化はとてもすきだが、共産主義は好きではない」「共産党支配の中国は、日本にとって脅威だ」などと述べている。

 インターネット中国版は直ぐに削除されたが、日本版は未だ読むことは出来る。

   写真をクリックすると、インタビューの様子が分かります。