新たな出会い・研鑚・社会貢献の場を求めて
明けましておめでとうございます
旧年中は色々と地元の皆様にはNPO活動について、ご支援をいただき誠に有り難うございました
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます
お陰さまで、当NPO法人も平成15年6月設立以来7年目を迎えることが出来ました。設立当初の活動目的が市民に役立つWEB情報の提供をメイン事業にホームページに関連する事業や各種セミナー、健康づくりの体操教室など実施してまいりました。現在では、当NPO法人に参加される会員も35名(内正会員26名、賛助会員9名 内女性会員は10名で構成比28%程)で、会員の年齢層も幅広く30歳代から70歳代前半となっています。
まだ平成21年度事業は終了(平成22年3月末)していませんが、2月に歴史講座を残すのみで、ほぼ本年度の事業活動は終えております。少し平成21年度の事業活動内容を振替ってみますと、主な事業としては@ストレッチとダンベル体操を組み合わせた「ぼちぼち健康体操」参加者15名 1年間全10回開催 A女性会員によるインタビューとインターネット放送の開始 Bアニメキャラクターによる動画作成「ムービー塾」講座の開催 参加者17名 C成田JAL整備工場見学バスツアー 参加者40名 DPCレスキュー活動 出動10件 等の市民との交流を図るNPO活動を行いました。
また、市内の「鎌ケ谷市NPO連絡協議会」や「はなこうネットビジネス交流会」との連携活動や民間受託事業も行い、また、我孫子市のNPO法人アシネラなど外部の団体との交流も増えてきています。その他「かまがや我ら団塊の世代」ホームページの運営・管理(市の受託事業)も行っています。昨年の事業活動を通じて地元への認知度アップも図られ、また7年ほどの活動継続により当NPO法人の財務基盤も安定してきました。
昨年の国内の政治・経済情勢を振り返ってみると2008年8月に端を発したリーマンショック以降、2009年も世界的な経済不況で、世界の主要国G8+新興国を加えたG20が協調して世界不況への大胆な経済対策を実施しました。我が国でも与党連立政権最後となった麻生首相の下、未曾有の世界経済不況に巨額の補正予算を積み上げ衆議院選に打って出ましたが、民主党に大敗。
そして昨年9月には国民も麻生政権を見限り、大きな期待の下50年ぶりに政権交代が起って平成の革命とも言われています。しかし政権担当経験が無い連立政権では、政策決定の透明性は評価されるものの政権スター後100日を経過した現在、国の成長戦略や失業問題の解決、沖縄普天間基地移設に関わる米国との外交交渉など、実行力に国民も不安を感じ出したこの頃です。鳩山政権の支持率が急落する中、今年の参議院選挙結果にどう影響するのか国民は目を離せません。
話を戻して、当NPO法人の今年度活動方針は、5月の総会で正式に事業活動の方針が決まるわけですが、大まかには以下の様な活動を行いたいと考えております。
@KAIS(かまがや地域情報の窓)会員の事業活動参加を、昨年に続き更に促進したい。
A設立10年目までに、会員数を50名ほどに増やしたい。
BNPO法人活動の基盤となる財務基盤を安定させる、ホームページ関連事業の充実を図り毎月安定した事業収入が確保できる体制を整えたい。
C当NPO法人の設立目的である街づくりの推進と地域経済活性化への貢献を実現するための諸施策を着実に実施したい。そのためNPO活動(公開講座開催など)を通じて市民との交流の場を広げて行きたい。
DPC基本研修(ワード・エクセル)及び「ムービー塾」のNPO法人独自開催を行いたい。
E昨年から始めた「インターネット放送」を更に充実。インタビュー取材の充実とPodcast(ポッドキャスト)など携帯メディア機器への情報提供(ダウンロードサービス)を充実させたい。
F地域活性化と団塊の世代の地元活躍の場を探る、コミュニティビジネス環境づくりに取り組んでみたい。先行市(白井・松戸市)の事例を下に行政との連携が可能かも探って行きたい。
今年も夢は大きく、しかし着実に一歩一歩NPO活動の前進を目指して取り組んでまいります。地元市民の皆様には引き続き、暖かいご支援ご協力の程お願い申し上げます。
平成22年 元旦
特定非営利活動法人 かまがや地域情報の窓
理事長 川俣 蓁
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