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政党支部の政治資金収支報告書に、領収書の多重計上の疑いがあることを認めた坂本由紀子外務政務官(参院静岡選挙区)も、外務政務官を辞任した。
坂本氏は元厚生労働省局長で、当選一回。今回の内閣改造に伴い、外務政務官に就任した。さらには玉沢徳一郎元農相も4年前の政治資金収支報告書で、同じ領収書の日付を改ざんして5回も使用するなど多重計上していた。自民党へ離党届けを出した。これも議員辞職に値するものだろう。このたびの内閣改造では派閥領袖クラスが入閣したが、過去に問題を起こした議員も多々見受けられる。いずれは自分の番かと戦々恐々たるものかも知れないな。ああ、そういえば、米軍による原爆投下を「しょうがない」と発言した久間元防衛相も当然ながら、辞任に追い込まれた。まだあるな。事務次官の人事を決定できなかった小池元防衛相も、辞任したことと同じだろう。
鴨下環境相も危なくなってきた。先の参院選で自民党公認で神奈川選挙区から当選した小林温議員も、陣営の出納責任者が公選法違反(買収)容疑で逮捕、起訴された責任を取り議員辞職することとなった。あきれてものも言えぬとは、このことか。
年金問題では、先の「消えた年金」にくわえ、社保庁や市町村の職員による年金を横領した事例が、少なくとも99件、約3億5千万円もあることが発覚した。年金の支払いは定年後だから、それまでは横領していても発覚することは少ない。こんな手口で国民の金を騙し取っていたわけだ。政治家も官僚も、他人の金を着服しのさばっている。
まあまあ、ここまでやられたのでは信用するべきものがない。舛添厚労相は、年金救済は最後の1人まで、最後の1円まで給付につなげると確約した。いまや頼りは、この人しかいない。しかし、既に退職したといえども、着服横領した職員は全ての金額を弁償してもらわねば国民の怒りは収まるものではない。それが出来ぬなら、20年間位は臭い飯でも食ってもらいたいものだ。
ここは最後のカケで、大臣の行動と実行を見守ることとしたい。言葉だけでは、舛添大臣も辞任してもらいうしかあるまい。
与党の参議院戦大敗後、次から次へと議員の醜聞や政治活動経費報告書のごまかしが暴かれ、連日週刊誌ネタの提供に枚挙に暇が無い。今のところマスコミの糾弾は与党議員に集中しているかの様であるが、叩けば埃の出る政治家は野党にも少なからず該当者がいるのでは無いか?心当たりのある議員さんは今からでも遅くはない、政治活動報告書の訂正を急がれては・・・