新たな出会い・研鑚・社会貢献の場を求めて
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| **** たまには桃源郷へ **** |

また、ときどきイベントを催し、新しい顧客の獲得に余念がない。毎月26日は「ふろの日」である。この日は通常料金の半値になる。早朝に行くと一人暮らしと思しき老人が生ビールを傾けながら、朝食を摂っていたりする。ちょっとわびしい感じがするが、意外とご本人は楽しんでいるのかも知れない。風呂上りの、それこそ至福のときに見える。昼時以降は夫婦や家族連れが目立つ。のんびり風呂に入って手足ものばす。入浴後には家族揃って、ビールを楽しみ食卓を囲む。|
日本の家屋は昔に比べるとずいぶんと変わり、画一的に洋風化されてきました。しかし、「お風呂」となると話は別で、木のお風呂あり、石のお風呂あり、タイルのお風呂あり、ユニットのお風呂ありとそれぞれに個性的です。このようなことは、他の国の建物にはあまり見られないのではないでしょうか。
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| オッチャンは、自分専用の石鹸やシャンプーなどを持参して浴場にいく。まず備え付けのボディシャンプーなどは使わない。どうも体質に合わない気がするからだ。湯温は42度位と40度程度、それに18度位の三つに分けられている。大体は40度の湯温を選ぶ。のぼせやすいから、熱いのはとてもゆったりとは入っておれない。それで少しぬる目のお湯に浸かる。18度となると、プール並みだからこれは年寄りには危ない。心臓を一撃されたら困る。丸裸でプカプカ浮いているのもみっともないからなぁ。 いつも持参するタオルは、普通のありふれたものとアカ落し専用のものである。1時間程度の入浴時間のうち、半分以上はアカ落し専用タオルで全身のアカを落とす。まさに戦時中の乾布摩擦そのものである。この乾布摩擦は皮膚を刺激し、風邪の予防に大いに役立ったように思う。オッチャンは、この戦法で銭湯に通っている。皮膚についたアカをくまなく落とした後の気持ちのよさはなんともいえない。お陰で風邪も引いたことが無い。 銭湯でも、アカスリに結構、力をいれている。しかし30分で3000円、1時間で7500円もする。オッチャンは自分でやるから、タダだ。でも、ちょっと疲れるな。しかし、これからもセッセとアカ落しにかようことにしよう。それが自分にとって適度な疲れを得ることができ、血流もよくするし、何といっても清清しい清潔感を存分に味わえる楽しみをもたらすからである。 (C.W)
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