11月8日(土)午後1時30分より中央公民館学習室1において、当NPO法人が主催する第5回「歴史と文化財講座」を開催した。講演会のテーマは「流山みりん醸造と水運」と題して、元流山市博物館館長の川根 正教氏より講演をいただいた。
当日の参加者は、16名であった。この時期、市内でも秋の行事が沢山開催されているために、市民の関心も分散し当NPO法人が企画した動員目標には達しなかったが、講演会の内容は鎌ケ谷市の近くにあっても、流山の郷土の歴史を知る機会が少なかったので、200年のみりん醸造の歴史を持つ流山市のみりん醸造の由来と、江戸時代の台所であった日本橋小網町の河岸に酒、醤油、みりんなどを江戸川など水運を利用して市場に運んでいた当時の様子を講師より伺うことが出来て、大変興味深い内容であった。
講演の内容は主に下記の通り: ①流山白みりん200年の歴史 *二代堀切紋次郎二十七歳の時、野田高梨家の後援を得て、文化十一(1814)年みりんを発売した。 ②流山市のプロフィール *市制試行 昭和42年 *人口17,1000人 ③流山のあゆみ ④江戸時代の物の流れ *会場の舟運と弁才(べんざい)船 *河川・湖沼の舟運と高瀬舟 *陸上交通 ⑤みりんとみりん醸造について *みりんとは *みりんの醸造方法 *みりん醸造量は千葉県が日本一 *こぼれ梅の話(みりんの搾りかす) *甘い酒から調味料に *みりん醸造に成功した、紋次郎(万上みりん)と三左衛門(天晴みりん) *流山みりんの誕生 *流山白みりんとは
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