東中欧の旅(その2オーストリア・ウイーンの旅) 3日目
この後、300年位前のオスマントルコとの戦いで有名な将軍「オイゲン公」の夏の離宮として造られた、ベルベデール宮殿に行きました。この庭園からウインーン市街を一望できる高台にあります。宮殿の入り口脇には石像(女性+鷲+ライオンの合体した像で、この世で一番強いものが宮殿を守る)が建っています。また、この宮殿の正面には、王妃マリー・アントワネットがフランスに嫁ぐ前にゴンドラを浮かべたという大きな池がありました。
これらの文化遺産を見学した後、市内に戻って美術史美術館に入りました。この美術館は特にブリューゲルとルーベンスの作品数が世界一だそうです。ガイドさんが美術に詳しくブリューゲルの展示場では、結構詳しく解説してくれました。「バベルの塔」「農民の婚宴」「雪中の狩人」などが有名です。美術好きな人なら一日中かけて展示品を見るのも楽しいと思います。 昼食は、市内のレストランでウインナーシュニッツェル(子牛のカツレツ)をワインと共に味わいました。日本人には食べやすく美味しかったです。食後の後は、ツアー参加者は自由行動となって、各自自分達の行きたいところを探して市内探訪と言うところです。今夜は自分達で探して夕食を摂らなければならないので、ガイドなしの小さな冒険が楽しめます。 ウイーンはチョコレート菓子が有名ですが、ご多分にもれず我々もオペラ座近くのザッハーホテルにある「ザッハー・トルテ」を買い求めて、市内を散策。買い物が終って通り少し歩いていると、急なにわか雨に見舞われ近くのスターバックスに避難と、ハプウニング。30分ほどで雨もあがり、シュテファン寺院に向けて路を歩いていくと、大きなシュテファン広場に出ました。このあたりは商店街で市民や観光客等が多く集まり賑っています。この後リンク(市電)に沿ってホーフブルグ宮殿や王宮庭園(ここにはモーツアルトの石像がありました)などを散策しながら、今夜の夕食場所を探しました。
先ほど歩いたケルントナー通りの近くで、地下にあるセルフ形式のレストラン、1階はお土産品など売っています。店内で食事やお酒も楽しめるお店が見つかったので、飛び込みで入って自分達の好きなものをチョイスしてキャッシャーで支払いを済ませ、店内で食事。二人で23ユーロ程度で済みました。このところずっと肉料理が続いていたので、今夜は菜食主義者ににわか変身。野菜中心の夕食でしたが結構美味しく満足できました。お店の名前は「ローゼンベルガー」です。WEBサイトも開いているので興味があればご覧下さい。 夕食を終えてホテルに帰り、明日はハンガリーに向け移動。ハンガリーの通貨はフォリント、現地で使い残すと無駄になるのでユーロに換えようとホテルのフロントでマネーチェンジを頼んだが扱っていないとの事で、ブタペストで換えることにした。 <続く> 投稿:TOMY
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