'06年4月13日(木)、市内のスーパーで催す招待旅行(日帰り温泉巡り)に応募したしたところ、偶然抽選に当たって甲府の石和温泉日帰りバス旅行に参加した。朝7時に船橋から出発、11時頃には甲府市内に入りショッピングや名所巡りをして石和温泉で入浴・昼食と忙しいスケジュールに従って行動、当日は生憎の曇り空で甲府側から美しい富士山の姿を見ることは出来なかった。
日帰り温泉旅行ではその他、武田信玄公の菩提寺である恵林寺やワインセラー工場を見学、ワイン貯蔵庫や試飲などを楽しみ、塩山駅近くの「甘草屋敷」に向かう途中、甲府盆地や市内各地の農園で淡いピンク色をした桃の花が当たり一面咲いていて、バスの車窓から楽しむことが出来た。
午後から塩山駅前近くにある「甘草屋敷」を観光、当地では4月3日が桃の節句で「ひな飾り」をするのが習慣とか。
甲州市では「ひな飾りと桃の花まつり」を「甘草屋敷」で2月11日〜4月18日まで開催していたので紹介したい。
(★印のある写真をクリックすると拡大写真がご覧になれます。)
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甘草屋敷の石碑 |
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★甘草屋敷の主屋(オモヤ) |
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桃の花で飾られた屋敷入り口 |
「甘草屋敷」の由来は、甲州を代表する民家として重要文化財に指定されている「高野家」は、江戸時代に薬用植物である甘草(カンゾウ)を栽培して幕府に収めていた家で、古くから「甘草屋敷」と呼ばれていた。高野家で栽培されていた甘草はウラルカンゾウで、明治5年まで免税の特典を受け、屋敷内に設けられた甘草園に自生する甘草は、当家に伝わる「甲州甘草文書(県指定文化財)」の記述によると少なくとも340年を経ていることとなり、日本でも最も古い由緒を持つものである。
(注:山梨県甲州市「ひな飾りと桃の花まつり」パンフレットより引用)
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★古今雛(1) |
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古今雛(2) |
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★ひなのつるし飾り(1) |
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ひなのつるし飾り(2) |
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座敷一面に展示された雛飾り |
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飾り雛(1) |
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★飾り雛(2) |
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飾り雛(3) |
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享保雛 |
期間中、「甘草屋敷」主屋(オモヤ)内で展示されていたひな飾りは、江戸時代中期の「享保雛」や「古今雛」、「御所人形」など何種類ものひな壇が飾られ、また天井からは「えんざんつるし飾り」が何種類もぶら下がり、室内は華やかな「ひなまつり」の雰囲気を醸し出していた。室内ではボランティアによる「ひな飾り」の説明を聞いた後、ここを訪れた観光客はひな壇の前で熱心に記念写真を撮っていた。翌日には某TV局の「旅番組」のクルーが取材にくるとの情報もあった。
投稿者:TOMY
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