1.H26年度の事業活動については、WEB情報提供、ホームページ関連事業、PC研修事業、市民との交流事業など7事業について、会員の事業活動への参加が増えたことにより多くの活動実績を残すことが出来ました。
2.ホームージ関連事業については、主に委託事業(はなこうネットビジネスHP委託事業、市の「健康福祉情報サービス」のHP受託事業が、当NPO法人の主な事業活動収入源であり安定した収入が確保できました。鎌ケ谷市NPO連絡協議会HP委託事業と鎌ケ谷ボクシングジムHP委託事業は平成26年12月末で終了しました。
3.平成26年度、市の健康福祉情報サービス事業「健康ふくしネットかまがや」HPの委託事業収入(27.6万円)は4月に支払い処理が行われるため、本年度の事業収入とはなりません。なお、平成27年度は同サイトの委託HP運営事業として昨年と同額の27.6万円を市側でも予算計上されています。
4.H26年度事業計画で目標とした会員数(46名)に対し会員総数では38名と計画に届きませんでした。年度内の増減は正会員では2名が新しく入会されました。従って、平成27年3月末現在の会員総数は38名で、その内正会員(27名)、賛助会員は(11名)です。会員の内訳として正・賛助を含み、男性(28名)女性(10名)でした。昨年度(平成26年3月末)の会員数は正会員(24名)、賛助会員(12名)の36名でした。
5.市民草の根運動として市民との交流を図る各種文化講座を開催いたしました。
(ア) 昨年7月〜8月の間、全6回のPC初級研修講座(前期)を市の生涯学習センターまなびぃプラザ研修室2で実施しました。この講座はPC初級者を対象とした講座です。内容は7月@パソコン基礎講座Aインターネット講座B電子メール講座CWORD初級講座DEXCEL初級講座を開催し、延61名の市民が参加されました。
(イ) 続いて、PC初級講座(後期)として11月〜12月に全6回の応用編を含む講座を開催しました。内容は@写真・動画編集AWORD応用講座BEXCEL応用講座で、延73名の方が参加されました。前期・後期とも講師の他にアシスタントの方も増えて、参加された受講者の方のフォローが丁寧にできて好評でした。
(ウ)H26年度で第3回目となる「子どもロボット工作教室」も「入門編」〜「アドバンスコースU」まで、4月19日に合同説明会を開いて、来場の方にロボット工作教室の説明とデモを行い、参加を希望される方に対して、コースごとに小学生や成人の方も参加されて5月〜12月まで実施いたしました。内容は@「入門編」には延62名の参加 A「アドバンスコースT」には延47名が参加、8の字型自走ロボットを製作 B「アドバンスコースU」では延23名が参加して、迷路探査ロボットと自作の赤外線リモコンを製作しました。
(エ)9月〜11月まで「デジタル一眼レフカメラ講座」(全回)を開催いたしました。10月19日には横浜ランドマーク周辺において野外撮影会を実施致しました。参加者は延べ8名でした。 講師はプロカメラマンの須賀 奏介氏にお願いしました。昨年同様にまなびぃプラザミニギャラリーを利用した展示会を11月2日〜15日の間、受講者の作品展示を行いました。
(オ)H26年度初めて親子を対象とした「子どもお菓子教室」を開催しました。講師の橋本先生とアシスタントの齊藤さんの指導で、子どもでも簡単に出来るお菓子作りに挑戦しました。参加者は18名でした。料理教室は東初富公民館で9月27日に行いました。
(カ)2年に1回程度の間隔で実施してきた「歴史と文化財講座」を11月8日中央公民館で実施しました。講座内容は「流山のみりん醸造と水運」と題して、元流山博物館館長の川根 正教さんにお話をしていただきました。参加者は16名でした。
(キ)H26年で第3回目となる「おもてなし料理教室」を東初富公民館で12月4日に開催しました。昨年日本の「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことから和食をテーマとした、特に出汁の取り方にポイントを置いた料理教室はベテラン主婦の方にも好評でした。参加者は16名でした。
(ク)H27年2月には市内のNPO法人鎌ケ谷にぎ愛広場との共催による「やさしい福祉セミナーと落語と講談の集い」を開催いたしました。H27年2月18日中央公民館で開催いたしました。当日は市高齢者支援課の職員と特別養護老人ホーム慈裕苑の職員の方に高齢者介護などの現状についてお話を頂き、第2部には落語と寄席を3席行いました。当日の参加者は39名でした。
(ケ)H26年度は多くの文化講座を開催しましたが、延参加人数は473名となりました。
6.平成26年度の事業収支については、別表の決算報告書をご覧頂きたいと存じますが、経常収支=930,939円、事業費=227,012円、管理費=670,833円、経常収支差額=+33,094円でした。従って、当期収支差額=33,094円+前期繰越収支差額=1,047,820円 =次期繰り越し収支差額=1,080,914円となりました。これは当初の事業計画(平成26年度)で次期繰り越し収支差額=1,092,820円に対して、ほぼ計画通りに収まりました。
以上
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