特定非営利活動法人 かまがや地域情報の窓 平成27年度事業の活動方針。
1.NPO活動を支援する県・市及び民間の各種基金や事業などを調べて、当NPO法人で取り組める内容の事業があれば、収益改善のため積極的に応募をして行きたいと思います。
2.平成27年度は役員改選の時期となります。任期満了に伴う役員を退任される方や、新しく役員として参画を願う方もおられます。理事会及び総会での役員選任の承認を受けて、新しい体制で当NPO法人活動を進めてまいりたいと思います。
3.鎌ケ谷市内においても、今後急速な少子高齢化が進む中、当NPO法人が行う「まちづくりの推進」活動のほかに、NPO法人の20分野の活動の中で「保険、医療または福祉の増進を図る活動」=高齢者支援、「子どもの健全育成を図る活動」=子ども達の教育育成 など新しく福祉分野への活動に取り組むため、平成15年度に制定した定款変更を行うための、準備期間としてこの1年間を当てたいと思います。
また、NPO法の改定に伴い、今までの定款で使用していた文言の変更や、従来使用してきた計算書類「収支計算書」が「活動計算書」に改正されたことにより、平成28年度よりの切り替えを念頭に会計帳簿の記載方法が変更され、この事も定款変更の対象となります。
更に、総会における新たな議決手段として。「みなし総会決議」を行うことが可能になりました。これは、実際に総会を開催しなくても、書面または電磁的記録(電子メール等)により社員全員の同意を得ることができた場合は、総会の決議がなされたものとみなすことが出来るというものです。従って、みなし総会による決議が可能になったことに伴い、当該決議に関する規定(評決の方法、議事録に記載すべき事項など)を定款に追加しておく必要が生じます。(今後、緊急に総会を開く必要が生じた場合には「みなし総会決議が出来るようにしておく。通常の総会は従来通りの方法で行う予定です。」(定款変更の検討については理事会でまとめたいと思います。)
4.市より受託した「健康ふくしネットかまがや」のホームページサイト運営・管理事業も平成27年 度として市より同サイトの運営・管理の業務委託が継続されます。また、同サイトに対する市民のモニター募集やHP運営に参画する市民の若干名募集をしていますので、会員の中からサイト運営にご協力願える方の参加をお待ちしています。市民の皆さんのご意見を取り入れながら市民が利用し易く、便利で親しみの持てる健康福祉サイト作りを目指します。
5.H26年度に実績が出来た5事業(WEB情報提供、市民公開講座・文化活動・ホームページ関連 事業・PC研修事業)についても引き続き会員各位のご協力を得て更なる充実を図ってまいります。
具体的な平成27年度事業計画としては:
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当NPO法人の設立目的である「まちづくり」の推進と地域経済活性化に貢献するため、市民生活や地元の企業活動を応援する、地域情報の発信をWEBで続けてまいります。HPのコンテンツをタブレットやスマートフォンの利用増加に対応して、利用者に見やすいコンテンツ制作に本年度も取り組んでまいります。
A
市から受託した協働モデル事業「健康ふくしネットかまがや」HPのサイト運営・管理をH27年度行います。前述の通り、PC以外の端末利用機種の多様化に対応したコンテンツ提供を行ってまいります。
B
民間からのHP運営・管理の受託事業として「はなこうネットビジネス交流会」も継続して取り組んでまいります。また、年度中に新たにHPの製作及びサイト運営・管理業の業務委託があれば積極的に受注努力を続けます。
C
NPO活動を通じて市民との交流の場を広げるため、下記の各種文化講座を開催いたします。
平成27年度 事業計画実施スケジュール表をご参照ください。
★ 市内の一般市民の方向けに、初心者を対象としたパソコン初級講座を開催いたします。
@PC初級講座(前期)「1から始めるPC講座」6月中旬より(全8回)
APC初級講座(後期)「PC初級応用編」11月中旬より(全6回)
★「子どもロボット工作教室」が受講者に好評なため、本年度も継続して実施を致します。
27年度は6コースを開催いたします。
@ 4/19: 「子どもロボット工作教室」合同説明会&デモンストレーション
A 5月中旬〜:「入門コース」(基礎学習と8の字自走ロボットの製作
B 6月中旬〜:「アドバンスコースT」(入門コース修了者対象で迷路探査ロボット製作)
C 8月初旬〜:「アドバンスコースU」(アドバンスコースT修了者対象で新しい製作課題に取り組む
D 8月上旬(夏休み集中講義):プログラム学習講座(全5回予備日1日)
E 9月中旬〜:「アドバンスコースV」ロボットの改造、手作りリモコン製作
F 11月中旬〜:「アドバンスコースW」(キャタピラ型ロボット製作と手作りリモコンの改造=ジョイスティック型に改造)
★ 市民を対象とした各種文化講座の継続
◆ 6月月中旬〜:「二人1組で学ぶ指圧講座」(仮称)ご夫婦や友人同士で「指圧」を学ぶ
◆ 9月〜:「デジタル1眼レフカメラ講座」の開催、受講者の野外撮影会と作品展示会を実施
◆ H28年2月5日:おもてなし料理教室開催予定
◆ 年度内中に新しく講座開催の内容があれば、追加検討する
(注:2年に1回開催していました「社会見学バスツアー」については、実施効果が少なく中止することとしました。)
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6.本年度から新規事業として取り組む「高齢者と小中学生が自由に集える懇談・交流の場」企画・運営を試験的に実施致します。(まだ名称は決めていません。)
課題は高齢者の方が集える環境作りに何が必要で、どんなイベントを行えば良いかという点です。
こちらから一方的に催しを企画し、単に高齢者の方に参加を促しても長続きしないので、むしろ逆に今までの高齢者の方たちの長い社会経験や知識・技能などを発表したり、子供たちに語ったり、技術などを伝承させる方法を取り入れた方が、運営がしやすいのではないかと考えています。
子ども達も、こうした集いの場で高齢者の方からいろいろとお話を聞いたり、物作りなど教わったりすることにより、学校で学ぶ事以外に新たな学習になるのではないかと思います。
この新しい事業に関しては、全く実施経験が無いことですので気長にこのシステムが市民にも認知され、定着するように取り組んで行きたいと思います。
*会員の皆さんのご意見や参加をご希望の方は、是非、事務局までお申し出ください。
◆ H28年2月〜3月予定:中央公民館(全4回 各2時間予定 中央公民館)
7.本年度はH26年3月末会員総数38名に対し3名の増員目標を定め、会員総数(正会員、賛助会員、法人、個人)で41名を目指します。新規会員の獲得には、公開講座や文化活動を通じて広く一般市民の方と交流を図り、その参加者の中からKAIS活動に興味を持たれた方を会員に迎える仕組みが有効です。PC初級研修講座やデジタル1眼レフカメラ講座、子どもロボット工作教室に参加された方々へのKAIS活動への参加を勧めて行きたいと思います。
なお、現在加盟されている会員の方で、年会費未納の方が何名かおられますので総会資料の送付時に、未納の会員の方に対して「年会費お支払いのお願い」を連絡させて頂きますが、3年間に渡り未払い状態が続いた場合には、事前にご本人に確認の上、退会措置を取らせていただく予定です。
8.市民との交流を広げる「草の根」活動支援事業では、市民向けの公開講座や文化活動の開催が有効ですが、その前提条件として@イベントへの会員の直接参加 Aイベント開催時に会員によるスタッフ担当が確保できる事 B日頃からKAIS会員相互の交流や情報交換などNPO活動の場を継続して構築する事などが求められます。
昨年度は定例会を1回(H26年5月)実施いたしました。毎回参加者も10名程(正会員、賛助会員を含む)と定着してきましたので、本年も定例会を開催し、会の事業活動を行う上で会員の意見を取り入れる貴重な情報収集の場として今後も活用してまいります。
9.KAIS女性会員の加入状況は、平成27年3月末現在で10名(内訳:正会員=6名 賛助会員=4名)です。昨年度は女性会員の方でKAIS活動に参加され、歴史と文化財セミナー「流山みりん醸造と水運」、こどもお菓子教室、おもてなし料理教室、福祉セミナーと寄席などのスタッフ担当として、参加される方も増えてきました。
平成27年度は、市民との各種交流事業などに参加され、公開講座や文化活動の企画段階から参加されることを希望します。特に女性会員が希望される講座の企画・運営などをお願い致します。
10.平成27年度の設備購入に関しては、普通紙カラープリンターと予備用Windows7デスクトップ型PCを予定します。
以上
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