おもてなし料理教室を開催!


 2月6日(土)午前10時から午後130分まで東初富公民館で開催をした。今回の料理教室はNPO法人かまがや地域情報の窓とさくら草(女性史研究サークル)の共催で開催をした。この日は、前日の気象予報で関東地方にも大雪の恐れがあると予報をされ、当日朝の雪による交通の便が心配された。しかし、幸いにも鎌ヶ谷市内は朝から雪ではなくて雨降りで、お料理教室に参加される一般市民の方の交通にも障害はなかった。

 当日の「おもてなし料理教室」は参加募集人数が16名で、市報掲載後2日ほどで定員に達して、せっかく申し込まれた市民の方に定員に達してしまってこれ以上受付する事が出来ない旨お伝えしたのは、事務局として申し訳ない気持ちがした。もし、申込締め切り後も10名以上の申し込みがあれば、講師の方に再度お願いして4月以降に再度開催も検討しなければならなかったが、定員枠を3名ほど越える申込人数だったのでほっとしている。

東初富公民館の調理室で開催された「おもてなし料理教室」

 さて、今回の「おもてなし料理教室」は地元でお料理研究をされているベテラン女性の方(橋本先生)で、材料費もそれほどかからず手軽にできる中華風の「おもてなし料理」を指導してくださる事となった。

 中華風おもてなし料理は、中華風お料理が5品とデザート1品の計6品である。
メニューは下記の通り:
 
@ 中華おこわ
A ウーロン豚

B 北京ダック風
C 刺身サラダ

D 春キャベツのくるくる巻き
E 牛乳羹(かん)

 この「おもてなしお料理」は、家庭でも手軽に作れて、お料理の見栄えもよく、さらに味も良いの三拍子がそろった、中華風おもてなし料理である。

調理の仕方を教える講師 調理グループ(1) 調理グループ(2)
調理グループ(3) 男性も熱心に調理に取り組む 調理グループ(4)

 中華風おこわも、蓮の葉を使って蒸籠で蒸しあがった後、蓮の葉を開くとおこわから蓮の香りがほのかに匂ってくる。また、ウーロン豚煮は30〜40分くらいウーロン茶の中で茹で上げると簡単に出来る。しかしこれが本日のメインディッシュとして食卓を飾る事となる。特にこのウーロン豚を中華風タレに漬け込むとしっとりとしておいしく出来上がる。
 次に、参加者の方から最後の試食会で好評だったのが、北京ダック風の鶏肉であった。タレによく鶏肉をなじませてからグリルかオーブンで焼き上げると、鶏肉の皮の表面がカリット仕上がり、良く味もしみて本当においしい料理だった。

 最後は、デザートの牛乳羹(かん)である。粉寒天と水、牛乳、砂糖を入れて火にかけ、混ぜながら煮溶かす。そこに少し果実酒(アマレット)を加え、出来上がりにシロップをかけてイチゴ、キューイ、マンゴなどを添えれば出来上がりだ。

 料理教室は、前日の食材の下ごしらえと教室開講前の30分で、受講者の方が教室に入ってこられるまで講師の方とアシスタントの方は大忙しだった。お料理教室開始後は講師の方が、調理台でメニューに従って次々と手順よく、見本のお料理を仕上げて行かれる。そして、その後は4テーブルに各4名ずつが分かれて、みんなで協力しながらお料理を作っていく。今回参加されたみなさんはベテラン主婦の方が多く、その他2名の男性の方も参加され、女性陣に交じって課題のお料理を手分けしながら作っておられた。

皆で作ったおもてなし料理を試食! 講師が最後の盛り付けを行う テーブルいっぱいに並んだお料理

 正午過ぎには、ほぼ「おもてなし料理」も出来上がり、皆さんが試食をされた。お料理5品とデザート1品が並ぶと、もうテーブルの上はいっぱいだ!自分たちで作ったこのお料理を試食され、そのお味と見栄えに満足され、ご家庭で今度は一度試してみたいと感想を述べておられた。

 主催者側の我々も、おもてなし料理教室に参加された皆さんが、それぞれ満足されてお帰りになられたことで責任を果せてホットしたところである。今回の料理教室が成功したので、今後は年1回程度講師の先生のご協力を得て、開催をしてゆきたいと考えている。

(レポート:S.K)